関連ブログ記事・・・2024/5/27付「国道2号富海拡幅(山口県防府市)は2025年度完成予定」
完成まであと1年半あまりに迫った国道2号富海拡幅の工事状況を報告していきます。
1.JR富海駅北方
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工事区間の西の端の様子。真ん中が国道2号の現道で、防府市街地に通じる旧道とは立体交差で分岐します。
国道の向かい側には、富海拡幅の工事看板が並びます。
同じ場所から東側を望む。以前はここから東は2車線でしたが、北側に2車線分を拡幅し、2024/5/27時点では拡幅側が本線となっています。このあたりがその切り替え区間です。
富海公民館バス停の西行の標柱が2か所に立っています。南側が以前使用していた基礎埋め込み式のもの、北側は車線のシフトに伴い設置したポータブル式のものです。富海拡幅完成の暁にはバス停は南側に戻るので、撤去はなされていません(路面の荒れ具合からすると今後標柱を一時的に撤去して再整備を行う可能性は大きいですが)。
封鎖された南側の以前の車道。国道2号を走る車向けの道路標識は元の場所のままになっています。
2.富海公民館から富海小中学校北側にかけて
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左に見える建物が富海公民館です。右側の商店は、かつては国道本線にすぐ面していました・・・2018/6時点のストリートビューはこちら
反対側から見ると、かつての車線跡がよくわかります。商売に悪影響が出ないよう、ここだけは以前の車道部分は封鎖していません。
その東側では元の車道部分は再び完全封鎖され、今後の再整備→西行車線としての再供用を待っています。
こちらは拡幅工事により新たに整備された北側の車道(最終的には東行車線になる)および側道。富海公民館バス停の東行も立派になっていますが、便数は減少の一途を辿り、富海拡幅の事業開始時点と比べると3分の2程度になっています<1日8往復のみ>。
バス停の少し先にある看板。2023/6/30に山越え区間で大規模な車線切り替えがあった旨の内容です。その詳細については次のブログ記事で報告予定です・・・
富海小中学校の北側には地下道が新設されました。供用開始は2021/1/8です。
https://www.cgr.mlit.go.jp/yamaguchi/newsletter/tonomi/t03.pdf
2車線から4車線への拡幅により横断の危険度が増すわけで、児童生徒の安全確保のためです。歩行者用の階段+自転車用の三段スイッチバックのスロープの組み合わせのため、アプローチ部分の屋根は4連タイプの大掛かりなものになっています。
(つづく)