2022/6/25付ブログ「東神戸フェリーセンターの閉鎖23年後の様子」の続きです。
東神戸フェリーセンター跡地のうち、西側の一部はサンシャインワーフ神戸のエリアから外れており、フェリーターミナル当時待合所として使われていた建物が今も残ります。
阪神電鉄青木駅からまっすぐ南に歩くと、道路は自動車通行止めになります。その先に見えるのが元待合所で、現役時代は「フェリーのりば」の大きな電光文字看板が取り付けられていました。ちなみに待合所は東側にもう1つありましたが、こちらはサンシャインワーフ神戸の敷地の一部となり撤去済です。
外観はほぼ待合所時代のままで、「船客待合所」の看板も取り付けられたままです。
つい最近までポート産業(神戸フェリーセンターの子会社の警備会社)と新神戸セキュリティ(ポート産業の関連の警備会社)の本社が入居していましたが、いずれも南隣に神戸市が新築したビルに移転済で、現在は空き家状態です。
築50年の海岸沿いのビルとあって老朽化は相当激しく、近日中に解体されるかもしれません。解体されると、東神戸フェリーセンターの名残は港湾設備のみとなります。