関連ブログ記事・・・2023/6/7~8付「京奈和自動車道・大和北道路の2023/6時点の工事状況(その4)(その5)(その6)」
7か月ぶりの現地報告です。今回は近鉄奈良線新大宮駅から南下したので順序が逆になります。
1.奈良IC以北(主要アクセス道路となる都市計画道路西九条佐保線)
新大宮駅からJR大和路線付近までは用地買収が相変わらず歯抜けの状態のままで何も進捗がありません。ただ、(その6)で書いた都市計画の公告の入れ違いは解消されていました。
恋の窪東町東側の大安寺踏切は、JR大和路線の高架工事中に使用する仮線への切り替えに関連して移設されます。線路と斜めに交差しているのが直交するようになり、安全性は向上しそうですね。
踏切北側の新たなルートは、まだ盛土のみです。工事看板に描かれているのは、数年前まで朝夕のみ大和路線を走っていた本来大阪環状線用のオレンジ色の電車です。なぜ、平成初期からずっと大和路線の主力であり続けている221系電車(1枚目の写真参照)にしなかったのかは謎です・・・
現在の大安寺踏切から奈良方を望む。仮線の線路が直接アスファルトに埋められているのは、最終的にここが踏切ではなくなるからのようです。
現在の大安寺踏切から郡山方を望む。仮線の上り線は既に架線や信号機が準備されており、春には踏切ともども切り替えられることでしょう。
踏切からまっすぐ南下し、大安寺の西側で脇道に入ります。(その5)で紹介した西九条佐保線の屈曲部付近の「入れ違いの都市計画公告」は、当ブログ記事の最初で書いた通り交換されて正しいものになっていました。
県道122号の南側の西九条佐保線の買収済み土地では、土木工事が始まっています。
(つづく)