東日本大震災の大津波で壊滅的な被害を受け、鉄道ではなくBRT(線路敷のレールをはがして転換したバス専用道を中心に走り、定時性の高いバス交通システム)に転換した
・気仙沼線(柳津~志津川~気仙沼間)
・大船渡線(気仙沼~陸前高田~盛間)
ですが、鉄道時代よりも便数だけではなく駅の数も大幅に増え(大船渡線の場合は12駅から25駅に)、病院前に乗り入れ、ICカードも使えるようになるなど利便性が大きく向上しています。
そして、2022年3月12日からは、また駅の数が増えます。
https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20220126_mr01.pdf
今回新設されるのは以下の3駅です。
1.大谷まち駅<気仙沼線>
大谷海岸駅(2021/3/9付ブログ参照)~陸前階上駅間の専用道上に設置されます。新駅付近は(名前の通り)大谷海岸駅周辺よりも人家が多いにもかかわらず鉄道時代には駅がなく、BRT化後も長らく国道45号上を走っていたため新駅の設置が困難だったのですが、昨年末に専用道化されたことによりようやく実現の運びとなりました。
2.東新城駅<気仙沼線>
不動の沢駅~気仙沼駅間の専用道上に設置されます。周辺は気仙沼市の市街地で、内陸部にあるため震災後は住宅が増えています。
3.内湾入口(八日町)駅<大船渡線>
気仙沼駅~鹿折唐桑駅間の専用道上に設置されます。こちらも周辺は気仙沼市の市街地で、気仙沼市役所が目の前にあります。
鉄道時代の大船渡線は、狭い湾奥部に発達した市街地の近くにはまとまった土地を確保できないため駅を設置することができず、気仙沼駅はかなり内陸に入った場所に設置され(それ故に津波で流されることはありませんでしたが)、市街地の背後を主にトンネルで抜けて次の鹿折唐桑駅に至っていました。ここに駅を設置することができたのも、小回りの利くBRTになったおかげです・・・