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揖保川沿いに走るバス、東西の運賃格差

関連ブログ・・・2022/10/5付兵庫県宍粟市にあるレトロなバスターミナル

この山崎バスターミナルからは、「ダイセル前」行のバスが平日12便・土休日7便運行されています。

https://navi.shinkibus.jp/snk/html/6046_3.html (時刻表)

https://www.shinkibus.co.jp/bus/pdf/westshinki.pdf (路線図)

化学品大手(富士フイルムのルーツでもある)のダイセルの工場前が終点ですが、工場の所在地は山あいの山崎から遠く離れた姫路市網干区の海岸近くで、バスはおおむね揖保川に沿って延々と1時間以上走ります。ちなみに、高級そうめん「揖保乃糸」の名前は、旧揖保郡(大半は現在のたつの市)や揖保川上流の宍粟市が主な生産地なことからきています。

揖保川沿いのGoogle地図
https://www.google.co.jp/maps/@34.8906749,134.5788364,12z?hl=ja

ダイセル網干工場のGoogle地図
https://www.google.co.jp/maps/@34.7790397,134.5951521,16z?hl=ja

運賃は、山崎~ダイセル前間が1070円、途中の新宮駅(JR姫新線播磨新宮駅)~ダイセル前間が730円で、JR山陽線網干駅や山陽電鉄の網干駅も経由します。

さて、播磨新宮駅からは、同じく揖保川沿いを走り海岸近くに至るたつの市コミュニティバスも運行されています。全区間がたつの市内で、終点の新舞子は姫路近辺では有名な海水浴場・潮干狩場です。

https://www.city.tatsuno.lg.jp/kikaku/documents/2022komibasujikokuhyou.pdf

全区間乗車すると所要時間は1時間を超えますが、運賃はたったの100円です。最初から採算性を考えていないゆえの運賃設定ですね・・・ 

ちなみに、実際に運行するバス会社は、ダイセル線と同じウイング神姫(旧ウエスト神姫)です。

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