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この国道2号東広島バイパス・安芸バイパスについて、ほぼ1年前の2021/12/13に開催された「令和3年度第3回『中国地方整備局事業評価監視委員会』」で再評価の対象になっており、資料が公開されているので紹介しておきます。
https://www.cgr.mlit.go.jp/cginfo/koukyouhyouka/2021/pdf/R3-3-4-3_aki.pdf
最大の注目点は、資料の21ページ目以降に掲載されている「コスト増加の要因」ですね。
安芸バイパス区間の総事業費は65億円増の約680億円、東広島バイパス区間の総事業費は35億円増の約1240億円となり、しめて100億円増です。
安芸バイパス区間の約65億円の増額のうち約56億円は地質リスクによる変更に起因するもので、内訳は以下の通りです。
①落石および崩土対策の追加・・・約25億円
②法面構造の変更・・・約18億円
③擁壁基礎地盤改良の施工方法の変更・・・約5億円
④盛土材料の土質改良費の追加・・・約8億円
ちなみに、両バイパスとも完成4車線で計画されていますが、開通済み区間・2022年度中に開通予定の区間とも暫定2車線となっています。八本松側で接続する国道2号西条バイパス(1993年までに開通)もまた暫定2車線です。