関連ブログ・・・2022/10/18付「弁天町駅は大阪・関西万博アクセスの結節点にはなりません?」
上記ブログにあるように、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会には大阪・関西万博へのアクセス結節点として評価されなかった感のある弁天町駅(JR大阪環状線とOsaka Metroの地下鉄中央線が交わる)ですが、観客輸送を担う鉄軌道会社のほうはちゃんと結節点としての整備計画を進めており、協会側の輸送基本方針発表からほぼ1か月後の11月18日に公表されました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221118_01_press_banpaku.pdf (JR西日本側のリリース)
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20221118_bentencho_norikaetsuuro.php (Osaka Metro側のリリース)
<参考> 駅周辺のGoogleMap
かつて交通科学博物館があった高架下に新たなJR駅舎と改札口を設置します。そしてこことOsaka Metroの駅を結ぶ新たな連絡通路を設け、環状線の内回りホームから新連絡通路に出られるような改札口を新設します。
万博会期中は従来のJR改札口(駅の北端と南端にあります)と新改札口を併用し、会期終了後は従来の改札口を閉鎖して新駅舎・改札口に集約します。現在の南改札回りは高度成長期らしい階段を多用したつくりになっていますが、万博が最後の花道となります。
また、新たな連絡通路のOsaka Metro側は現在の東改札口と同じレベルになります。現在は環状内回りから地下鉄中央線への乗り換えは階段を下りて登る必要があるので、バリアフリー度はアップします。もっとも、連絡通路の中央大通を越える部分は現在のままで、東改札口部分は拡張の余地はなく、最繁忙期には改札から離れたレベルでの入場制限がかかりそうですね。