長野県木曽地方の中央部にある木曽町のコミュニティバス「木曽町生活交通システム」の一部路線で、2022/12/1～2023/2/28の期間限定でキャッシュレス決済の実証実験を行っています。
https://www.town-kiso.com/kurashi/douro/100071/101772/
https://www.town-kiso.com/files/file/box/ee/ee58d980295081bcae64bcf7716be93bc18dded0.pdf
https://www.chunichi.co.jp/article/592979
木曽町および隣接する王滝村では、2006年に地域内を走る路線バスを全面的にコミュニティバスに転換し、ほぼ全区間で1乗車200円で乗れるようになりました。（観光客しか利用しない御岳ロープウェイ線を除く）
https://www.town-kiso.com/files/file/box/7b/7bc7ec36f96ceccbcc10fbe007881ed08db59c2e.pdf
このうち、幹線格の「開田高原線」「木曽駒高原線」「三岳・王滝線」、それに町の中心部を巡回する「福島巡回線」がキャッシュレス決済の実証実験の対象ですが、一部に対象機器が搭載されていないバスもあるようです。
使えるのはWAON、およびSuicaとその相互利用対象交通系ICカード（電子マネー機能を使っているのでPiTaPaは対象外）とのこと。
WAONに関しては町の中心部にイオン木曽福島店があるので容易に入手可能ですが、町内を通るＪＲ東海の中央西線はICカード非対応なので、町の玄関口の木曽福島駅でもTOICAは入手不可能です。そのため、実証実験の期間中は木曽福島駅前の「おんたけ交通木曽福島駅前出札所」と「木曽おんたけ観光局」で特別に（TOICAではなく）Suicaを販売しています。
