関連ブログ記事・・・2023/12/11付「加賀温泉駅北口が新幹線延伸を前に閉鎖されたワケ(前)(中)(後)」
いよいよ2024/3/16に北陸新幹線金沢~敦賀間が延伸開業します。
新幹線開業後(=在来線の第三セクター「IRいしかわ鉄道」転換後)の加賀温泉駅の構内図がJRおでかけネットで公開されていますが、
https://www.jr-odekake.net/railroad/eki/pdf/2024/kagaonsen.pdf
やたらと「工事中」が目立ちます。温泉中央口側はこれまでの在来線駅舎(新幹線工事着手に伴い従来の駅舎が邪魔になるので、仮移転の形で設置されたもの)の跡地ですが、高架下西側は加賀市の不手際で開業に間に合わなかった高架下都市施設です。
そして、IRいしかわ鉄道の駅舎は当ブログで既報通り北側(日本海口)に新たに設置されますが、新幹線駅舎との境目(2024/3/15まではホームと駅舎の間の連絡通路に相当)にも新たにIRいしかわ鉄道の改札口が設置されるとのこと。つまり、日本海口から新幹線に乗車するときはまずIRいしかわ鉄道の駅構内に入り、通り抜けてから改めて新幹線の改札を通る必要があります。逆に新幹線から日本海口側に出るときにも、新幹線の改札を出てからIRいしかわ鉄道の駅構内を通り抜けねばなりません。前者の場合はIRいしかわ鉄道の改札で新幹線の乗車券や特急券を同社の係員に見せることにより見分けがつきますが、必ず事前にこれらを購入しているとも限りません。そして、後者の場合は新幹線の改札を出るときに新幹線の乗車券や特急券は自動改札に回収されてしまうはずで、日本海口に出たいときは「有人改札でその旨を伝えて無効印を押してもらい、IRいしかわ鉄道側の有人改札で係員に示して回収してもらう」やり方を取るのか、それとももっと性善説に則った扱いをするのか、果たして・・・
ということで、開業前日の2024/3/15に現地を見てきました。
(つづく)