前編はこちら
関連ブログ記事・・・2023/12/11付「加賀温泉駅北口が新幹線延伸を前に閉鎖されたワケ(前)(中)(後)」
デビュー直前の新幹線加賀温泉駅。長らく駅前広場の外が発着場所になっていた観光客向けの加賀周遊バス「キャン・バス」も晴れて乗り入れるようです。
これまで使われていた駅舎の南側。新幹線開業に伴い駅舎としては引退しますが、開業初日からしばらくの間はイベント会場になる模様です。
駅舎の待合室にあった土産物主体のコンビニは、一足先に2024/3/10限り閉店済みです。これに伴いコインロッカーも終了済みです。
右側が新幹線改札口、左側が新幹線開業後も工事が続く高架下都市施設です。工事柵に何やら掲示がありますが・・・
前編で触れた「新幹線を降りて北側の日本海口(=IRいしかわ鉄道駅舎側)から出る利用客への対応」でした。ここでいう「係員」とは、「IRいしかわ鉄道駅舎に配置されている同社の係員」のことです。どうやら性善説を採るようで、深夜帯などIRいしかわ鉄道の営業時間外ならば誰にも断らずに出られるのかも。
IRいしかわ鉄道の新幹線側改札はこの場所のはずですが、自動券売機が設置されているだけで、開業前日というのに改札ラッチも改札機の類も見当たりません。おそらく、簡易型ICカード専用改札機のみが設置された無人改札になるものと思われますが・・・ 地下道の向こうは、まだIRいしかわ鉄道は営業していないので当然封鎖されています。
ということで、(明日から再び封鎖される)地下道経由で北口側に向かいます。工事の進展で大回りはしなくて済むようになりましたが、現地にはその旨の掲示はなく、「タクシーのりばの脇を通ってください」と警備員さんに教えてもらいました。
タクシー乗場の脇には、明日から供用開始と思われる新たな仮設通路が準備されていました(新幹線駅舎とタクシー乗場を直結するものらしい)。
タクシーだけでは足りないと考えた加賀市は、ウーバーによる「加賀市版ライドシェア」を準備しました。こちらだけは世間で報道されています。
本日限りでお役御免となる、南北連絡地下道につながる暫定通路。
開業前日のIRいしかわ鉄道加賀温泉駅舎。色遣いは新幹線駅舎と同様です。
(おわり)