2022/2/17付ブログ「 瀬戸内海の岩城島に橋が通じ、旅客航路が1つ廃止されます」の続きです。
2月24日になって、上島町公式サイトに、岩城島を経由する航路の廃止あるいは減便に関する情報が掲載されました。
前者(長江フェリー)は、既に3月19日限り終了が決まっている岩城汽船とともに、岩城島と旧因島市の中心である土生港を結んでいます(こちらは自動車も運べるフェリー)が、
https://www.town.kamijima.lg.jp/site/access/5636.html
岩城橋の開通で役目を終えます。最終運航日が橋の開通当日ではなく3月31日なのは、岩城橋を渡る町有バスの運行開始が年度初めの4月1日のためと思われます。
一方、後者(芸予汽船)は、今治港と土生港を結ぶ高速船で、途中今治市の島しょ部の2つの港(いずれもしまなみ海道からはやや離れています)と上島町に属する4つの島の港に寄港します。
岩城橋ができても対今治の需要は変わらないはずですが、岩城島~弓削島相互間の利用が自家用車や町有バスにシフトすると考えられるため、4月1日から今治発着を8往復から7往復に減便するとともに、平日通学時間帯の岩城→弓削の区間便を廃止して、船舶数を1隻減の2隻とします。
https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/content/220221gaiyohenkou.pdf