行程としては、2023/6/27付ブログ記事「2023/6時点の国道163号精華拡幅区間の現況(その3)」の続きです。一方、報告対象の区間は、2023/2/17付ブログ記事「2023/2時点の清滝生駒道路の現況(東側その1)」と同じです。
鹿畑東地区(近鉄学研奈良登美ヶ丘駅の北方のSカーブを短絡する区間)の様子。2023/2時点で工事が現在進行形だった場所は、年度末でいったん工事が終了してしまいました・・・ そこには、盛土からなる謎の構造物があるだけです。
現地の南側に、高台の上にある近鉄学研奈良登美ヶ丘駅に通じる階段があります。その階段の上側から現地を見た様子。どうやら、山肌を削って清滝生駒道路を通すようで、東西に延びるコンクリートの構造物は道路の境界線、そして盛土はその削る工程で必要になる足場の準備のようです。
ただし、そのすぐ東側の山すそには高圧線の鉄塔があります。清滝生駒道路を建設するには、どう考えてもこの鉄塔の移設が必要になりそうですが・・・
現地から国道163号を数分歩いたところにある用地買収済みの土地のフェンスに、完成予想図入りの工事看板が設置されていました。2023/2時点ではなかったものです。
現状では「これぞ絵に描いた餅!」状態です。先ほどの構造物は、完成予想図の右端の高架橋から盛土構造に切り替わる部分あたりに相当するようです。
(つづく)