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JR網干駅北側へのアクセスはいつ改善されるのか?

2024/7/8付ブログ記事「JR網干駅すぐ西の幹線道路踏切の立体化、2024/7/上旬時点の進捗」の続きです。

JR網干駅は車両基地に隣接するためここ止まりの電車が多数設定されており、「京阪神を走るJR新快速・快速のユーザーにとっては知名度が高い存在」ですが、駅周辺には特段の商業施設などは存在しません。駅自体は橋上駅舎となっており、南側にはロータリーが整備されていますが、古くからの集落がある北側は狭い道が多く、マイカーでの送迎には全く向いていませんでした。

しかし、駅西側を南北に走る県道太子御津線(都市計画道路龍野線)の整備に合わせ、駅北側一帯について土地区画整理事業を実施することにより県道とのアクセス道路を確保し、併せて宅地の利用増進を図ることにより、都市機能と生活環境の調和した良好な市街地の形成を目指すことになりました。2013年度に事業に着手し、(このブログ記事を書いている時点では)2027年3月末完成を目指しています。

https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000000313.html

https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000000/313/20200824.pdf(パンフレット)

現地にも、ビフォアアフター形式の掲示があります。

それでは、県道太子御津線とのアクセス道路(都市計画道路網干線)について、県道側から見ていきます。

県道側では既に一部暫定扱いですが供用開始済みです。幅が十分確保されているにもかかわらず「幅員狭小」のおどろおどろしい看板が・・・

しかし、駅に近づいても幅はなかなか狭くなりません。2023年2月にここを訪れた際には確かに「道路予定地」状態でしたが(当時の付近のストリートビューはこちら)、既に立派に完成しています。

交差点を右折すると、まっすぐ先に網干駅舎が見えます。

しかし、次のブロックで供用済み区間は終焉を迎えましたとさ・・・ 自動車については、右折しても左折しても、最終的には旧来の狭い道を通らないと駅には近づけません(歩行者は脇を通れます)。

駅前広場予定地では、遺跡の発掘作業が行われていました。これが終わらないと次のステップに進めません・・・

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