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休止10年後の宇高国道フェリー・高松港のりば(その1)

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悲運のフェリー「ブルーライン」が係留されている岸壁の南側には、香川県営の立派な立体駐車場があります。

駐車場の壁には「宇高国道フェリー駐車場」と書かれており、その東側にはフェリーのりばがあります。

高松駅側から徒歩で行く場合、立体駐車場付近には横断歩道はなく、階段とエレベーターに回る必要があります。

但し、この「宇高国道フェリー」は、ブログのタイトルにあるように、実際には10年前に休止されたっきりなんですね・・・

1988年に瀬戸大橋が開通して宇高連絡船がなくなった後も、しばらくの間は大橋の通行料金の高さもあり架橋前と同じく高松と宇野を結ぶフェリーは民間3社が競い合って24時間高頻度で運航され続けていました。特に宇高国道フェリーは地元でCMを盛んに流しており知名度が高かったのですが、2008年以降に通行料金が大幅に値下げされたことにより貨物車の利用が急速に減少し、減便を繰り返した末2012年10月に休止となりました。

他社も同様の経緯をたどり、2019年の瀬戸内国際芸術祭の開催時点ではかろうじて1社が5往復するのみとなり、それも2019年12月に休止されて高松と宇野を直結する旅客航路はなくなりました。直島で乗り継げばOKですが。

(つづく)

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