玉陽庵 算命学ブログ

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エネルギー値について

2014年11月04日 | 算命学 あれこれ
昨日の記事で触れたように、人には生まれ持ったエネルギー値があり
また、そのエネルギーを放出する出口(「弁」)の大きさも人それぞれです。

私の場合はエネルギー値が高く、その放出口が少々小さいという程度のアンバランスでしたが。

たとえば、芸術家タイプの方になると、さらにエネルギー値が高く
放出口が極端に小さい場合が良く見られます。
エネルギーを溜め込み、一気に爆発させることで芸術として昇華させるのです。

また、学者さんなどの場合は、エネルギー値がとても低い場合があります。
研究者としては超一流だけれども、現実の雑用等はとても苦手、なんていうのは典型例。
学者さんでなくても、好きな事に対する集中力は素晴らしいけれども
苦手とすること、嫌いなことはどうにもできない・・・そんなタイプの方は
珍しくないと思います。

このような方は、とことん好きなことを追求し、極めるのが一番ですよね。
エネルギー値が低い=体力がないという訳では、まったくありません。
もちろん、その一芸に秀でた集中力を生かしてオリンピック選手になった方もいらっしゃいます。

少し注意が必要なのが、このエネルギー値の低さを、ご本人が自覚していない場合です。

エネルギー値が低いのに、放出口(「弁」)の一部が極端に大きく、いざとなると
かなりのエネルギーを一度に放出できてしまうので、「自分は強い」と思っておられる場合があるのです。

このような方は、確かにいざという時にかなりのパワーも出ますし
相当の頑張りもきいてしまいます。

ただ、その消耗に身体が耐え切れず、そのあとに倒れてしまったりするのです。

このような事を何度も繰り返した経験のある方は、どうぞ注意してください。
どうか、「火事場の馬鹿力」は、本物の命の危機といえる場面に、取っておいて欲しいのです。

なぜなら、自分のエネルギー値以上のエネルギーを放出し続けると、生命力そのものが消耗し、
天から授かった寿命よりも前に、病気で命を落とすことがあるからです。

以前お話した「大運天中殺」などで運気が過度に上昇している場合などは
エネルギーの消耗度も大変激しくなります。
そのようなときに致命的な消耗を抑えるためにも、意識的に「パワーを出しすぎない」事を
日頃から心がけていただきたいと思います。


本来、エネルギー値とその放出口の大きさのバランスがとれているのが理想です。
ただ、あらゆるバランスが完璧に取れている人間など、この世には存在しません。
この世が修行である限り、そんな完璧な人間が生まれてくる意味などないからです。

様々なアンバランスから生じる苦労こそが、越えなければならない課題ですが。
その課題を客観視して、どのように乗り越えるのが最善なのか考える。
算命学は、それを手助けするツールなのです。


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