玉陽庵 算命学ブログ

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続・「霊感」「直感」について

2014年11月11日 | 算命学 あれこれ
昨日は、自覚なしに優れた直感を持つ方が多いこと、
そして、その直感を無視する事なく、生かしていただきたいと述べましたが。

本日は、逆に、ご自分の直感を過信し、振り回されることの危険性についても
お話したいと思います。

例えば、霊感干支をお持ちの方で、「予知夢」を見るタイプの方がいらっしゃると
以前お話しました。

「正夢」などという響きはなんだか縁起が良さそうで、素晴らしいことのように思えますね。
ただ、話はそう単純ではないのです。

昔、ある有名なテレビ番組に、予知夢を見るのだという芸能人の方が出演されました。

その方はお引越しを予定していて、夢に出てきた物件とまったく同じ物件に現実に出会って
とても喜んでいらっしゃったようなのですが。
「それは“そこにだけは住んではいけない”という警告夢かもしれないよ?」と
諭されていたのです。
(昔の話なので、多少の記憶違いがあったらすみません!)

霊感、直感は、一見超能力のようで素晴らしく思えるかもしれませんが
受け取ったメッセージの解釈を誤ると、真逆の結果を引き起こしかねないのです。

また、まったく別の芸能人の方ですが、競馬の順位が必ず当たるけれど、
馬券を買うと全然当たらない・・・という方もいらっしゃいました。

本来、霊感干支を持つ人に宿る霊感は、神より授かった特殊な感性で
決して、悪事に使用してはならないと言われます。
我欲を満たすために使おうとしても、なかなかうまくはいかないのは当然です。

生まれつき、あるいは後天的に強い霊能力を授かったとしても、本人の人間性が低ければ
ろくなことにはならず、かえって苦しみが増すばかりでしょう。

直感が鋭ければ鋭いほど、人間性に磨きをかけ、それに振り回されないような努力が必要なのです。

もしも夢で見たとしても、それを根拠に動くのではなく、きちんと情報を集め、人に意見を聞き、
自ら足を運んで冷静に合理的な判断をする。
自らの直感を過信せず、きちんと踏むべき手順を踏んでいれば、その途中で夢に出てきた本当の
意味にたどり着くこともできると思います。

直感も大切にしつつ、合理的な判断力もないがしろにはしない。

何事も、そのバランスが大切なのです。



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