玉陽庵 算命学ブログ

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神様からの警告

2014年11月16日 | 算命学 あれこれ
昨日は、40歳以降、人は己の本質を自分自身からも
隠すことができなくなるというお話をしました。

それが少し風変りなものであれば、少々苦労が多くなることもありますが、
本質が表に出てくること自体はその人の人生にとって不利なこととは言えません。

というのも、もしも固定観念や常識の殻に閉じこもってそのまま過ごしてしまった場合
本来、宿命として歩むはずだった道から大きく逸れてしまうことがあるのです。

「宿命」は、いわば人生の青写真。
生まれてくる際、どのような人生を歩み、どのような課題に挑み、どんな因縁を浄化するか、
神様と交わした約束のようなものなのです。

では、実際の人生がこの「宿命」の青写真から大きく逸れてしまったら、どうなるのか?

仕事なら、計画書通りにプロジェクトが進んでいなかったら、上司の注意を受けますよね?
人生が「宿命」から逸れた場合も、同じです。

神様からの警告が、大きな病気などの形で表れるのです。

時期は、入魂の年(人によって0歳~10歳と幅があります)から50~60年後。
丁度、暦が一巡する還暦の前後10年の辺りです。

この辺りの年齢で、入院・手術を要するような大病を患った場合は、
かならず死を意識し、本気で人生を考え直すことになります。

神様の狙いは、そこなのです。

この時期の大病は「あなたの人生は、本当にこれで良いのですか?」という神様からの問いかけ。
別の言い方をすれば、あなたの人生が「宿命」から逸れてしまっているために
最後にそれを本来の青写真の方向へ軌道修正するチャンスを与えられているのです。

少々恐ろしげな話ですが、宿命通りに生きている人には、このような警告は必要ありませんので
大病もすることはありません。
リタイヤなどで環境が変化して体調を崩すなどの小さな病気はあるかもしれませんが
人生を根底から考え直すような病気はしないでしょう。

このように大きな警告を受ける前に、人生の軌道を自分で修正するためにも
40代で自分自身の本質が表に出てくることは、大切だと思うのです。
早い人は50代で警告を受けることを考えると、ある意味、人生を考え直す
ギリギリのタイミングとも言えます。


40代、50代の方は、ぜひ、自分の職業、立場、地位などを抜きにして
今、本当に自分の魂が求めている方向に自分自身が向かっているのか
自分に問い直してください。
そして、ご自分を偽らず、表に出てきた様々な面を、抑えつけるのではなく、
まずは受け入れてみて下さい。

宿命に沿った生き方、自分の本質を生かす生き方こそが、本来、一番楽な道であり、
自分の才能を本当に輝かせることのできる唯一の道なのですから。


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