玉陽庵 算命学ブログ

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天将星を持つ女性

2014年12月02日 | 算命学 あれこれ
昨日の続きで、「強い」女性の典型である「天将星を持つ女性」について
お話したいと思います。

「天将星」は、十二大従星の中で最強の星。
気と体が完全に一致する唯一の星なので、持てるエネルギーを最大限に放出することができ、
また非常に「気」が重い星でもあります。

ご自分がこの星を持っているかどうか分からない方も、例えば、
特に何をした訳でもないのに同僚や後輩から妙に恐れられたりした経験の多い方は
もしかするとこの「天将星」をお持ちかもしれません。

他の星、特に弱い星しか持たない方には、「天将星」の重い「気」は
ある種のプレッシャーを与えるようなのです。


さて、それほど強い「天将星」ですが、神様は、タダでこのように強い星を与える訳では
ありません。
強いものを持っている、ということは、その強さがいつか必ず必要になる、ということ。

「天将星」が人体星図の右足の位置に出ている方は特に、ですが。
この星をお持ちの方は、先祖が強く望みながらも果たせなかったことを果たす役割か、
あるいは家系がすでに成功を収めている場合は、それを支え、維持する役割を持っています。

この役割を果たすには、「強さ」と同時に自己練磨、人間性の向上が欠かせません。
これが無くては、単なる我がままで頑固な人間になってしまい、人がついてこないのです。
人がついてこない人は、先祖の期待した「真の役割」は果たせません。

そして、この人間性の向上は、やはりある程度の試練を乗り越えることでしか起きません。
そのために、この星を持っている方の人生には、ある程度の波乱はつきものです。


私の周りで「天将星」を持つ女性はたくさんいますが、結婚している方で、
お仕事をしていない方の方が稀です。
しかも、お小遣い稼ぎのパートタイムではなく、旦那様が失職してもある程度持ちこたえる事が
可能な、きちんとした稼ぎを得ています。

このように、「天将星」の強さを充分に生かして働いている女性は、心配ありません。
波乱は起きるかもしれませんが、それまでに十分自己練磨もできているはずですから
試練を乗り越えることもできるでしょうし、後年「役割を果たす」時が来ても十分対応できます。

問題なのは、「天将星」を持っているのに、夫に頼ってぬくぬくと暮らしている場合。
本来、「天将星」に、そのような暮らしは合わないはずなのです。

以前、ご自分の宿命から大きく逸れた人生を歩むと、神様からの警告があるというお話をしました。

「天将星」のように特別な役割を背負った星を持つ女性の場合、夫の庇護の下で何の試練にも合わずに
のんびり暮らしていると、それを待たずに大きな試練に突然出くわすことになってしまいます。
「あなたには果たさなければならない役割があるはずだ」、と、何の準備もないままに、
重い病気や、突然の事故で、頼るべき夫を奪われてしまうのです。

それまでにある程度家計を支えてきたような方ならば、このような不測の事態にも対応ができると思います。
しかし、それまでぬるま湯に浸かってきた方は、このような試練を乗り越えようと思うと
非常に大きな苦労が伴うはずです。


「天将星」をお持ちの女性は、どうか、ご自分には「特別の役割」があるのだということを
頭の隅に置いておいてください。
そして、自己練磨、人間性の向上の為にも、多少の試練は必要なのだという事も、
覚えていて頂きたいのです。
試練を乗り越えるだけの「強さ」は、すでにお持ちのはず。

「平凡な幸せ」を望むのではなく、いつか果たすべき大切な役割の為に、自己を磨くことを欠かさない。
これこそが、「天将星」を持つ女性が目指すべき道であり、自分らしく生きる道なのです。