玉陽庵 算命学ブログ

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続々・陰道占技 - 芸術家(美術の世界) -

2014年12月04日 | 算命学 あれこれ
本日は、芸術家の中でも、「色彩感覚」が重要になる画家など、
美術の世界に身を置く芸術家についてお話を(^^)

この世界で成功する条件は、基本的にすぐに納得がいくものが多いです。

「幼少期に経済的に豊かである」必要があるのは、幼いころに貧しいと、現実世界に目が向き
芸術などの精神世界には関心を持たないから。
また、「配偶者は上流の家庭から得る」というのは、やはり真の芸術というのはなかなか
評価が定まって収入に結び付くまでに時間がかかるから。
芸術家を育てるには支援者は不可欠ですし、一番熱心に支援してくれるのは、子供の生活を
真剣に案じてくれる配偶者の実家というのは自然です。

ただ、とても興味深かったのが、「色彩感覚」の部分。

算命学では、「色彩感覚」を育てるのは「異性」だと言われています。
特に、幼少期は異性の親が過保護に育てることが「色彩感覚」を育てるには不可欠なのだとか。

芸術家が幼少期にどのように育てられたかという事までは、なかなか分かりません。
ただ、女性遍歴が華やかだったパブロ・ピカソなどのように、一流の芸術家で
一度の結婚では終わらなかった人が多いことから、異性の影響がその色彩感覚を
育んでいたというのは、説得力があるように思うのです。

また、もっとも驚いたのが、芸術家の世界に進むスタート時点で
「神を信じない」という条件。

芸術は「現実世界」ではなく、「精神世界」に属する世界です。
その世界に進むのに、なぜ神を信じる環境にいてはいけないのか?

実は、神の世界は陰陽もなく、色彩もない世界。
ある意味、悟ってしまうと墨絵のようなモノトーンの世界しか描けなくなってしまい
作品に色彩が加わらなくなってしまうというのです。


皆様も、恋をしていたころを、ちょっと思い出してみてください。
突然、世界が色にあふれ、輝いて見えたりはしませんでしたか?

逆に失恋で、世の中の何もかもが色を失って見えたり。

このように、異性を慕う気持ちは、色彩感覚と密接に結びついているように思います。
また、このような色恋沙汰は、悟りの境地からはもっとも遠い世界。

だからこそ、芸術家としてのスタート時点で、「神を信じる」環境にいては
色彩豊かな芸術作品は生み出せないのです。

もちろん、芸術家として頂点を極め、悟りの境地に達した人が
晩年に墨絵のような作品に移行することはありますが
最晩年まで色彩豊かな作品を残し続けた芸術家が、恋多き人物であったのは
想像に難くありません。