玉陽庵 算命学ブログ

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縁の深い間柄ー天剋地冲

2014年12月25日 | 算命学 あれこれ
実は数日前、「天剋地冲」についてコメントを頂きました(^^)

「天剋地冲」が深いご縁を示すものであることは、過去の記事にも少し出てきているのですが
きちんとしたタイトルと共に、これがご縁の深さを表す「共通干支」であることを、
もう一度お話しておきたいと思います。

天剋地冲は、確かに精神を壊し、現実を壊し合うという厳しい関係です。
このような関係を避けて通りたいと思うのも無理はありませんが、
前世、過去世に出会ったことの無い人とは、決してこの「共通干支」は出てきません。

確かに、同じ「共通干支」であっても、現実的な利益を出す必要のある共同経営者など
ビジネスパートナーとの間にこの「天剋地冲」や「納音」という「分離条件」がある場合は
事業が失敗してしまうので、決して組んではいけないというのは事実です。

ただ、親子、兄弟、夫婦には、この「天剋地冲」が良く見られ、この場合は深いご縁を示します。

なので、恋人と自分の関係にこの「天剋地冲」があるから、別れるべき?と悩まれている方には
「むしろ、結婚につながるご縁ですよ」というのが、算命学の相性判断です。

この世というのは、修行の場。
何らかの精神面の向上こそが、生まれて来る目的です。

夫婦というのは、社会の最小単位であり、結婚生活は修行の場。
夫婦喧嘩などしたことのない仲良し夫婦も存在しない訳ではありませんが
ちょっとしたことで喧嘩をしたり、仲直りしたり、を繰り返しつつ
手を取り合って生きていくのが基本。

どうしても衝突してしまう部分も、夫婦として生きていくためには
何とか折り合いをつけなければなりません。
どのように腹立たしいことも、夫婦として生きていく中で最終的に許し合えれば、
それは大きな課題を二人で乗り越えたことになります。

このように二人で課題を乗り越え、精神面の向上を図ることができるのは、
「天剋地冲」が二人の間にあるからこそ。

むしろ、「天剋地冲」などの共通干支が無ければ、衝突した時点で
あっさり離婚に繋がり、課題を乗り越えようとも思わないでしょう。

「愛し合っていたのに結ばれなかった」ことに対する無念も、「縁ある相手と
結果的に敵同士になってしまった」ことに対する無念も、同じ無念。
「再び出会ったなら、もう一度一からやり直したい」と魂に刻み込まれた想いは
ベクトルが違っても、強さとしては同じなのです。

最大破壊を表す「天剋地冲」ではありますが、親兄弟、夫婦の縁としては
非常に深い前世・過去世からのご縁であることは、覚えていていただきたいと思います(^^)
コメント (1)
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