玉陽庵 算命学ブログ

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縁の深い間柄ー律音と干合支合

2014年12月12日 | 算命学 あれこれ
昨日に引き続き、ご縁が深い間柄の人と持ち合うのが
「共通干支」の最後の二つ、「律音(りっちん)」と「干合支合(かんごうしごう)」。

「律音」は一般の方でもすぐに分かりますので、家族や親せきで調べてみると
面白いかもしれません。
「律音」は「天干」も「地支」もまったく同じ組み合わせの事。
どこかにまったく同じ干支があれば「律音」です。

生年の場所である「年干支」同士は、基本的に同年生まれの同級なら
ほぼ「律音」になります。
同じ年に生まれてくること自体がそれなりのご縁を頂いている証拠です。

ただ、「日干支」や「月干支」にこの「律音」がある場合はそれ以上のご縁。
私もこのような「律音」の組み合わせの方を見ていますが、とても仲良しな場合が多いですし、
自分と「律音」の方と出会うと、不思議と親しみが湧きます(^^)

次の「干合支合」ですが、こちらは算命学を習っている方でも
一目で見分けられるようになるまでは時間がかかる、ちょっと難しい組み合わせ。
「天干」が「干合」、「地支」が「支合」という、こちらも非常に仲良しな
関係です。

「干合」については過去の記事でお話していますので、そちらをご覧くださいね。
「支合」は、こちらでは、はじめて出てきたと思います。
これは、一緒にいると無限に二人の世界が広がって行くような仲良しぶりの「大半会」
とは違い、非常に地に足の着いた仲良しさん。
突飛な行動を取ったりはせず、常識的に、着実に物事を成し遂げられる関係です。

精神が強く結びつき、現実も着実に前進していくこの組み合わせは
切っても切れない良いご縁。

この「律音」や「干合支合」は地に足の着いた仲良し条件なので
ビジネスパートナーなどでも、相性は良いでしょう。

ただし、「日干」同士が干合するような場合、ビジネス上、どうしても離れる必要が
出てきたときになかなか離れられない「腐れ縁」になってしまう場合があるので
その辺りが要注意でしょうか?
もちろん、この点は夫婦についても同じで、こちらも別れるのは難しくなります。

以上、「共通干支」をまとめると、次の五種類になります。

大半会、律音、干合支合(融合条件)
天剋地冲、納音    (分離条件)

また、算命学を勉強中の方は、必ずこれらが「羅状」で成立する場合を
落とさないようにしてください。
「羅状」は、隣り合う干支で、斜めに成立する場合のこと。

こちらも、すぐに見分けるのはなかなか難しいですが
人のご縁を見る場合は大切ですので、頑張ってみてください。

実は、恩師からは、これらの「共通干支」を持ち合う人々の前世の間柄が
「おそらく○○であったはず」(恋人、夫婦などなど)という非常に面白いお話を
聞きました。
しかし、これは恩師が星の数ほどの鑑定から導き出された独自の答えだと思いますので
このお話は、門下生と、直系の私の生徒さんだけの秘密にしておきます(^^)

ちなみに、当てはまる人に直接「前世、この人と○○だったみたいだよ?」
と投げかけてみたところ、かなり納得の行く反応が返ってきて、非常に面白かったです(笑)