実は昨日、韓国にやってきました。成田からインチョンまで2時間強ですが、そのインチョンから、4時間以上もバスに揺られてチョンジュという街にやってきました。太陽光発電やバイオマスエネルギーを活用した「再生可能社会」という国際会議に参加するためです。
チョンジュ(全州)というのは、韓国の古い町並み、伝統文化遺産が、あえて観光目的のために残されているという街です。そういう古い街をかかえる自治体が、一方で最新の再生可能エネルギーの導入にも意欲があるということのようです。
インターネット環境も進んでいて、今はホテルでランをつないでいますが、そこにもオープンアクセス可能な無線ラン電波が届いています。どこでもインターネットにつなげる街、ユビキタス都市を目指しているところが韓国にあるとは聞いていたのですが、ここだったのでしょうか?
昨日は、韓国の伝統文化を残している町に行き、伝統的料理・・というのを食べました。豪華なものではありませんが、チャングムの世界に出てきたような料理たちです。今は辛いものを控えなければならない身体なので、用意してくださったものすべてを食べることはできませんでしたが、アサリのスープやゴマベースのきのこのスープなどはとても美味しかったです。
韓国家庭料理にもある、しいたけなどを卵を絡めて揚げたものも美味しかった。牡蠣や韓国ガ二や魚の骨付きの刺身みたいなもの・・この当たりは自信作なのでしょうが、あまり食べられませんでした。
ここチョンジュは韓国のどちらかというと北のほうで、飯田並みに寒いところと感じますが、その伝統料理屋さんもホテルもオンドル(床暖房)になっています。下からの熱気は熱いほどで、まったく寒さを感じません。いま、熱源は何か聞いていませんが、伝統的な自然エネルギーの仕組みではありますね。
国際会議といっても、私以外に海外から呼ばれているのはドイツの老先生でバイオマスの専門家です。詳細は今日の会議を経て報告できると思います。
朝7時、チョンジュはまだ暗いです。日本と時間は同じですが、夜明けは遅いようです。ドイツのフライブルグの朝を思い出しました。
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