2019.12.6(金)
仕事を終え新潟市水族館マリンピア日本海へ
『大人向け講演会』を受講してきました。
【講演会内容】
タイトル 『こっそりのんびり回遊魚 ハタハタの生態と漁業』
講師 藤原 邦浩 氏(日本海区水産研究所 資源管理部 沿岸資源グループ長)より
今、店頭に並んでいる「ハタハタ」の日本海を巡る旅を、漁業や調査をもとにわかりやすく説明していただきました。
はたはたの一年間の行動パターン、約5歳魚までで一生を終えることなどなど、、、
はたはたの生息域と産卵場所!
日本のハタハタは 潮流に乗り 有名な秋田の海を目指し 産卵はその海岸線のホンダワラ類(アカモクやスギモクなど)の茎にメスが産み付けすかさずオスが精子をかけるそうです。
一番意外だったのは産卵期はシャローへあがってくるものの普段はディープの砂場にぴったりと寄り添い単独で生活しているらしいです。
ゆえに、産卵時期以外に流通されてるはたはたは底引き網船での漁獲になります。
(漁獲高によって推測される)敦賀湾近くから始まるハタハタの旅は日本では北上し秋田方面へ
朝鮮半島を目指すハタハタは北朝鮮まで行くのでは?と推測されているということです。
北の将軍様?の打ち上げるミサイルが日本海の通称 大和堆 付近に落ちるたびに講師の先生は「やめてくれ~!」と祈ってるそうです
この大和堆!! 日本海における ハンプ であらゆる魚種のコンタクトポイントになっている可能性が高そうです。
9月の潮流図 ごらんのように秋田を目指すハタハタは潮流を利用していそうです。
しかし、秋田で産卵した0歳 魚! 泳力もない稚魚が どうやって敦賀湾周辺まで南下するのか?疑問が晴れなかったので質問したところ、、、、
潮流が比較的浅いところを流れているのに対しディープでは緩やかながら反転流のような流れが確認されており、それを証明するように今年の夏に佐渡周辺の深場で水温が低い場所を網を引いたところ0歳魚が獲れた!と、先生が確認されたそうです。
そうそうアングラーにとって興味の高い情報です!
今年のハタハタは数が多そうです!!
各地でハタハタパターンが炸裂!?してくれると良いですね
来る‼️ハタハタパターンの役に立てば⁉️みたいな軽いノリで参加したものの日頃から抱いている疑問を質問し、そのお答えに納得出来て本当に参加して良かった❣️
子供の頃オヤツに食べてたブリコ❣️
現在食べられないのは漁獲高の関係だけでは無く海岸に打ち上がったブリコは収穫すること自体が禁止になってるそうです💦💦💦
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