前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

美少年のち?美少女にもらったレコード

2017年10月08日 17時08分10秒 | 音楽
美少年がこちらをじっと見つめている。
美少年が美少年でいられる時のはかなさ。

人の一生のはかなさ。

もう30年も前の話。
昔のレコードを友人にもらいました。
彼女は垢ぬけた都会的な女子高生で、
さみしげな美少女でした。

引っ越しの時に置いて来たと思っていたそのレコードが
でてきました。埃だらけになっていたジャケットの美少年。
彼の名前はレイフ・ギャレット / Leif Garrett
I Was Made for Dancin’/ダンスに夢中、
NEW YORK CITY NIGHTS、(田原俊彦の哀愁でいと)が有名ですね。
わたしは何故だかですが、韓国のチャングンソクくんを見ると彼を思い出します。

わたしたちが高校生だった頃はバブル前夜で
段々音楽も変わっていく感じがしていました。
わたしの知っているディスコというより、
わたしたちより上のお姉さん世代のディスコで流れていたであろう
レコードだったわけなのですが、
正直言ってしまうと、田原俊彦の方がいい感じですね。
こもった感じで音もあんまりよくなかったし・・・

その頃のレイフ・ギャレットはヤングアダルトスター?だったかな(・・?
そんなくくりの扱いを受けていた頃で、
若くしてスターになったことによる悪影響の中にいたような気がします。
今ほど情報がない頃なので、詳しいことは当時はわかりませんでしたけど。
金髪の巻き毛の美少年に影が落ちはじめていました。

レコードも処分しなければと思うのですが、
思い出が多くて中々・・・当時は学生に2800円は高かったし。

美少年でいる寿命って本当に短いのですよ。
もし今美少年を見つけたなら、しっかり心に焼き付けてくださいね。
で、短いから一層美しいということも今ならよくわかります。

もうすぐわたしの美しい友の命日。
彼女は30年前の美少女のままわたしの心の中に蘇ります。
その日は彼女にもらったレコードをかけて一杯飲みたいと思います。
大人になった彼女が何を思い、どんな気持ちに達して死を受け入れたのか
最後を迎えたのか・・・そんなことを考えながら。

わたしはあなたと歩いた新宿や六本木での出来事が忘れられない。
わたしもあなたも子孫を残せない生き方になったけれど、
あなたはわたしよりずっといろいろなものを残して世を去ったのでしょうね。
わたしは・・・・・