現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です
80年代のあの頃、まだ21世紀なんて遠い彼方あった。
未来都市はきっと事故なんて絶対に起きないような交通システムがあって、ロボットが
ある程度の家事はこなして、コンピーュターで学校の授業を受けて、
一週間に一回だけ登校日があって、みんな70年代のCOURREGESのドレスみたいな服を着ていて、
完璧な翻訳機があるから海外に行ってもちっとも困らなくて、あんまり食べることに興味のない
私みたいな人は、カプセルひとつ飲めばバランスよく必要な栄養がとれて、
もしかしたら気軽に宇宙なんかにも行ったりできてと、これくらいにしておこう。
それくらい遠い遠い未来のことだと思っていました。
上記の事柄で完璧に実現していることはまだないと思われます。
実際のところ、あの頃と21世紀の現在は案外近いところにありました。
まあ、これはわたしの経年感覚であって、ひどく昔のことじゃんとおっしゃる方もいるやも知れません。
それに、21世紀っつたってまだまだまだまだ先は長いですからね。
多分高校生の頃だったと思うのですけど、年の離れた従兄から
西暦2525年- In The Year 2525というふるーいシングルレコードをもらいました。
その当時は昔の洋楽だと思っていましたが、たかだか15~6年前のものだったわけです。
生まれた頃のほうが近かった
何だか暗くてどんよりした曲だなあと思ったものです。
「結構いい曲だろ」なんて言われて、「うん」とちょっとばかり気を使ってしまいました。
歌っていたのはZager And Evans という二人組みでしたが、彼らのそこまでの来し方も知らなければ、
それ以降どうなったかも知りませんが、チャート入りしたヒット曲だったことは間違いないはずです。
というのも、後に『洋楽王国 POP STATES』という番組でパール兄弟のサエキけんぞう氏と
司会の織田さんが売れたけど滅茶苦茶暗い曲だったって話していたのを覚えているんです。
でも、この曲実は80'S世代だったらVisageの曲として知っているんですよね。
こちらはオリジナルみたくどんより暗くないし、80's夜明け前の近未来を感じる雰囲気でした。
私の記憶に間違いがなければ、オリジナルから10年後の79年に録音されたものだったはずです。
ここでの10年の感覚ってすごく重厚で長い感じがするけど、今現在からの10年前というと
すごく薄っぺらで、私にはずいぶん短い時間だったように感じます。
これからどんどん短くなっていくのかも。2525年なんてすぐやってきそう。まあ、生きちゃいないけど。
そのときもし男と女が生き残っていたらどうなるんですか?いったい何がわかるんですか?
もっと先まで生きたらしゃべる必要もないし、歯もいらなくなるって・・・(省略)
更にさらに長生きしたら、ダンナも奥さんも必要ないって(これはいいかも)
子供はガラス管から拾ってくるって・・・・(省略)
ずーっと続いてIn the year 9595 ・・・
人は与えられるばっかりで地球に何も返してはいないみたいなことを言っていると思うのですが、
環境のことや現在の人の有り方を考えると、この曲の出番は今こそかもしれません。
まだ今なら間に合います。この曲の暗さは未来を憂いていたものだったのでしょうか。
まだ東京都庁が完成したばかりの頃、時代が変わったなあと思いつつ、
夜景の中にそのビルがあることにうっとりしたものですが、自分の部屋に飾ってあった
ブリューゲルの『バペルの塔』の絵といつも重なって見えたものです。
今日は久しぶりにレコードを引っ張り出して歌詞を見ていたらそんなことを思い出しました。
不親切にも歌詞のみで訳詞が載っていないので大体勘ですけど。
http://www.youtube.com/watch?v=7tL4AVU5ug8 このレコードジャケットですわ
ちなみに B面はLittle Kidsという曲です
2525年はそんなに遠くないぞ。焦りなさい人類。(わたしもその一人だわ)
近いうちに今日の話題でも出てきたVisageのことを書きたいです。
80年代のあの頃、まだ21世紀なんて遠い彼方あった。
未来都市はきっと事故なんて絶対に起きないような交通システムがあって、ロボットが
ある程度の家事はこなして、コンピーュターで学校の授業を受けて、
一週間に一回だけ登校日があって、みんな70年代のCOURREGESのドレスみたいな服を着ていて、
完璧な翻訳機があるから海外に行ってもちっとも困らなくて、あんまり食べることに興味のない
私みたいな人は、カプセルひとつ飲めばバランスよく必要な栄養がとれて、
もしかしたら気軽に宇宙なんかにも行ったりできてと、これくらいにしておこう。
それくらい遠い遠い未来のことだと思っていました。
上記の事柄で完璧に実現していることはまだないと思われます。
実際のところ、あの頃と21世紀の現在は案外近いところにありました。
まあ、これはわたしの経年感覚であって、ひどく昔のことじゃんとおっしゃる方もいるやも知れません。
それに、21世紀っつたってまだまだまだまだ先は長いですからね。
多分高校生の頃だったと思うのですけど、年の離れた従兄から
西暦2525年- In The Year 2525というふるーいシングルレコードをもらいました。
その当時は昔の洋楽だと思っていましたが、たかだか15~6年前のものだったわけです。
生まれた頃のほうが近かった
何だか暗くてどんよりした曲だなあと思ったものです。
「結構いい曲だろ」なんて言われて、「うん」とちょっとばかり気を使ってしまいました。
歌っていたのはZager And Evans という二人組みでしたが、彼らのそこまでの来し方も知らなければ、
それ以降どうなったかも知りませんが、チャート入りしたヒット曲だったことは間違いないはずです。
というのも、後に『洋楽王国 POP STATES』という番組でパール兄弟のサエキけんぞう氏と
司会の織田さんが売れたけど滅茶苦茶暗い曲だったって話していたのを覚えているんです。
でも、この曲実は80'S世代だったらVisageの曲として知っているんですよね。
こちらはオリジナルみたくどんより暗くないし、80's夜明け前の近未来を感じる雰囲気でした。
私の記憶に間違いがなければ、オリジナルから10年後の79年に録音されたものだったはずです。
ここでの10年の感覚ってすごく重厚で長い感じがするけど、今現在からの10年前というと
すごく薄っぺらで、私にはずいぶん短い時間だったように感じます。
これからどんどん短くなっていくのかも。2525年なんてすぐやってきそう。まあ、生きちゃいないけど。
そのときもし男と女が生き残っていたらどうなるんですか?いったい何がわかるんですか?
もっと先まで生きたらしゃべる必要もないし、歯もいらなくなるって・・・(省略)
更にさらに長生きしたら、ダンナも奥さんも必要ないって(これはいいかも)
子供はガラス管から拾ってくるって・・・・(省略)
ずーっと続いてIn the year 9595 ・・・
人は与えられるばっかりで地球に何も返してはいないみたいなことを言っていると思うのですが、
環境のことや現在の人の有り方を考えると、この曲の出番は今こそかもしれません。
まだ今なら間に合います。この曲の暗さは未来を憂いていたものだったのでしょうか。
まだ東京都庁が完成したばかりの頃、時代が変わったなあと思いつつ、
夜景の中にそのビルがあることにうっとりしたものですが、自分の部屋に飾ってあった
ブリューゲルの『バペルの塔』の絵といつも重なって見えたものです。
今日は久しぶりにレコードを引っ張り出して歌詞を見ていたらそんなことを思い出しました。
不親切にも歌詞のみで訳詞が載っていないので大体勘ですけど。
http://www.youtube.com/watch?v=7tL4AVU5ug8 このレコードジャケットですわ
ちなみに B面はLittle Kidsという曲です
2525年はそんなに遠くないぞ。焦りなさい人類。(わたしもその一人だわ)
近いうちに今日の話題でも出てきたVisageのことを書きたいです。
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