前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

癒されますか?/Enya

2009年02月17日 19時54分20秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

もう絶対非難されること間違いないけれど、こんなところでいい人ぶっても仕方ないし、
嘘つく必要もないので正直に書いちゃう。
自分は少数派だとあらゆる場面で実感することはあるのですが、みんなが癒されるというEnya
聴くと反って軽いストレスを感じているかもしれない。
積極的には自分からは聴かないので、たまにどこかで流れていてもストレスとまではいかなくても、
心地いいとか、癒されると思ったことは一度もありません。

時は、80年代も終りが迫った88年頃でした。
それなりに都会生活を楽しみつつも、少々お疲れ気味でした。(多分今と違って遊ぶことに)
そしてみんな癒されたがっていました。でもそれが現在ほど切実なものであったのかは今となっては疑問です。
ヒーリングとかいう言葉も、何かお洒落な流行物のような意味合いで使われていたかもしれません。
初めてOrinoco Flowを聴いたとき、癒しだの、壮大だのという前置きがなされていて
一体どんな曲なのだろうとちょっと期待しました。
期待→感動→和む、はずの予定でしたが、いつまでたっても矢印は動いていきません。
感動が始まらないうちに????????のまま終わってしまいました。
今もって、オリノコ・フロウに限って言えば楽曲的に優れているのかもしれないけれど嫌いな曲です。

大体くぐもってボーカルが聞こえないんですよ。透明感のある歌声とみなさん仰るけど、
エコーとかがかかった機会処理された声みたいで、本当の声が遠くの方にあって聞こえない。
その声を聞こうとするからかかえってそれがストレスになるような気がします。
この方が生で歌うことってあるのでしょうか?
昨年の紅白もどうもlip syncだったように思いますし、ああいう音って生では再現しにくいボーカル
だと思うんですよね。洞窟の向こうの方で歌っているのが聴こえてくるな響きの声です。
つまりはバックの演奏とか、音響処理に頼ったもので、それなしでは成り立たないというか。

いや、これは素人のわたしの言うことなのでわかりません。あてになりません。
何の処理もせず生で歌っていてあの歌声なのだよということだったりするかもしれません。
コンサートとかするんでしょうか?CD歌手だったらいいですけど、
もし、コンサートで口パクだったら、それだけは許せません。

人それぞれですけど、みんなは重ね録りしたようなボーカルに機械が作った響きを加えた
(?かどうかはわかりません わたしが勝手に思っている)
ような歌声に本当に心癒されているのでしょうか。リラックスするのでしょうか。
完成された音楽としては素晴らしいのかもしれませんが、癒しとなると疑問?
あんまり、『癒しの』とか『ヒーリング・ミュージック』とかの前置きがあるゆえに
もしかしたらそうなのかなあという気になっている人も1人くらいいませんか?
ボーカルがよく聞こえない。聴いていても全然癒されないという人はわたしの他にも
1人くらいいませんか?I want to be your friend.

いま、『ありふれた奇跡』というドラマのエンディングでDreams Are More Precious 
という彼女の新しいアルバムの中の一曲が使用されていますが、
脚本の特徴で言葉を単語で切ったり、言ったの言わないの、
気にするのしないのと普通なら心の中で処理することや、
動作だけでよさそうな細かいことまで台詞で説明する会話に多少イラついて
観るのをやめようかと毎週思いつつも、仲間由紀江演じる主人公の秘密みたいなものが気になって
先週までは観続けていました。それもわかったので今週はどうしよう。
結構毎週イライラする展開のなさ、セリフの違和感。そして、最後はエンヤの歌で締め。
和むというより、暗い気持ちになります。

とは言っても、人間て職場だとか学校だとか、所属する場所以外で出会うことはあっても、
その出会いを一回だけでなく持続した関係に持って行くことの難しさを
話はずれるけどよく表現していると思いますです。
何処かで誰かに合うことはありふれたことだけど、
そこから永続的な関係を保つことは奇跡みたいなことだとわたしは思います。

Dreams Are More Precious という歌でエンヤが何を歌っているのかはよく聞こえないので
わかりませんけど、そこから響いてくるものの中に相変わらず何かを見つけることはできません。
リラックスやリフレッシュに繋がる感覚は残念ながらありませんね。

繰り返しますが、わたしはかなり少数派だと思います。
みんなが癒されるというエンヤを聴くと自分の孤独感が増します。


そもそも結果的に癒されることはあっても、
癒されようと思って音楽を聴いてはいませんでした。
それなのに、「ああ心がヘトヘトだから癒してよ エンヤ」といったわたしの
向き合い方が悪かったのだと思います。
結果自分にとって好ましい歌声や曲ではなかったわけなんですな。
でもそれは宣伝の仕方や売り方にも問題があると思うな

そんなわたしが癒されるというより、聴くと元気になるのはジョージ・ハリスン
不思議ともう少し頑張れるかもという前向きな気持ちにしてくれます。
まあ、人それぞれです、ものの感じ方などというものはこの一言に尽きる。

なあんだか今日は80年代の話になっていませんが、
正直になって「みんなそうなの?」と一石投じてみたくなりました。

おまけ
どうも疲れています。頭が痛いです。
まとまりがありません。ごめんなさい。
わたしはアレルギーがひどく、その薬を飲むと倒れ込むほどの眠気に
襲われます。(おそらく体重に薬の量が合わないものと思われます)
アルコールには滅茶苦茶強いのですが。
こんなことを言って庇いきれるものではありませんが
中川さん、男らしくて好きだったのに残念です。
                                       おしまい




8 コメント

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私も (スー)
2009-03-07 01:17:37
エンヤは聴きません。癒し系とかダメです。私が元気になれる音楽はハードロック/メタルです♪ あと絶対なくてはならないのは、影山ヒロノブ この人です!
人によって癒されるものは違いますしね。
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ミッシェル (はちみつ)
2009-03-08 03:15:58
ハードロックはあんまり聴かないんですが、スティーヴ・ペリーくらいかなあ。
ジャーニーを抜けた後の彼をハードと言っていいかはわからないですけど。

影山ヒロノブさん、確かに元気付けてくれる勢いを感じます。
うっすら記憶にあるレイジーのミッシェルだったことを知ったときはとても驚きました。
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よかった! (furesaku)
2017-12-21 14:07:15
ブログ主さんの投稿から、随分と年月が経っており今更感もありますが、私もエンヤのよさが全くわからない(笑)。以前からそうだったのですが、最近出張で国内線の機内音楽番組の中に、エンヤの曲が含まれていたのですが、ちっとも癒されなかった(というか、逆に精神的に不安定になりそうだった)。
なんなんですかね?妙に大げさなストリングスとか多重録音したボーカルとか。。そんな違和感を感じて、「エンヤ 嫌い」でググったら、このブログに行き当たりました。同じ感想を持っていらした方がいて、何だかホッとしました。
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furesakuさん (はちみつ)
2017-12-21 15:22:20
コメントありがとうございます。
色々な人がいるとは思いますし、大事に聴いている方もいるとは思いますが、
こんなふうに誰かと意見があった時って何だかうれしいですよね。わたしもホッとします。
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Unknown (Log)
2021-03-05 17:29:33
こんにちは。その気持ち、音楽に対する感慨と言うか、分かりますよ。
ケルト的な雰囲気もするが、深みはないですね。何のジャンルでも、深みのない二級品はありますよ。
私の場合はもう一つ、映画「バグダッド・カフェ」に使われた、ホリー・コールのCalling You。あの曲も薄っぺらな感じ。
どちらもプロモーションありきの音楽でしょう。
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Calling You (はちみつ)
2021-04-02 16:04:56
コメントありがとうございます。
遅くなってしまいましたが、今日は暇ができたので久々聴いてみました、Calling You。
成程・・・・わたしの感想が仰ることに沿ったものかはわかりませんが、雰囲気に騙される感じはありますね。
音楽のことは何も詳しいことはわからないのですが、久々にゆっくり聴いて、ピアノががない方がいいかな?と思いました。
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Unknown (通りすがりのおばちゃん)
2021-04-18 18:59:21
今朝、いつも聴いているラジオ番組からエンヤの曲が流れ、久しぶりに聴いてしまって「そういえばエンヤを嫌いな人は自分以外にいるのかな?」と検索したこちらにも。

私もあの手のものは何も響かず、機械で作ったものとしか思えず。

嫌いな方が他にもいらして安心しました。
突然お邪魔しました。
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通りすがりのおばちゃん (はちみつ)
2022-02-23 17:54:11
コメントありがとうございます。
遅くなってしまいましたが、いろんな人がいますが、すべての人の癒しになるわけではないですよね。

苦手は苦手ですね。
ただ、それを発言するのが難しい時代になってきたのかなと思っています。
別に、わたしたち、好きじゃないということをのべているだけで、悪口を言っているわけではないのにね。
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