尖閣衝突 ビデオ公開先延ばし 対中配慮、責任なすり合い(産経新聞)
- goo ニュース
沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の際に海上保安庁が
撮影したビデオ映像の扱いについて、政府・与党は公開の先延ばし
と責任の押し付け合いを続けている。
ビデオを国民に公開せず、国会議員の一部に限って開示する案も
検討中だ。菅直人首相は8日の参院代表質問で「外交の方向性を
決めるのは国民」と語ったが、そのための判断材料は、
いまだに提供されていない
≪人ごとのような答弁≫
「捜査当局において適切な判断がなされると思う」
代表質問で首相は、ビデオ公開について、人ごとのような答弁
を繰り返した。
首相が指摘した捜査当局(検察)を管轄する柳田稔法相も、
記者会見では突き放して語る。
「国会の要請があれば、たぶん現場が適切に考えるでしょう」
海保を所管する馬淵澄夫国土交通相は記者会見で
「官邸が中心となって国会と調整(している)とのことだから
推移を見守る」と官邸主導を強調する。
誰もが「触らぬ神にたたりなし」を決め込み、
責任を負おうとしていない。
「明らかに、中国漁船がかじを切って体当たりをしてきている」
(9月28日の民放番組)と指摘していた前原誠司外相も最近は
発言のトーンを抑えがちだ。
なぜ政府はビデオ公開に及び腰なのか。
そこには、準大手ゼネコン「フジタ」の社員1人がまだ中国に
とらわれていることや、関係改善の兆しが見えてきた中国を
刺激したくないとの思惑がある。
9月30日夜、首相公邸で開かれた首相、仙谷由人官房長官と
参院民主党幹部らとの会合では、こんな会話が交わされた。
川上義博・参院予算委員会理事
「ビデオを公開したら大変なことになる。日中関係改善は2、3年
遅れる。温存した方がいい」
仙谷氏「おっしゃる通りだ。ぜひ国会でも国対でもそう
言ってください」
首相「よく分かりました」
≪国民の目線から隠す≫
政府・与党内には、明らかに中国側に非があることを示すビデオ
を公開すれば、国民の「反中感情」をあおることになるという
危機感も強いようだ。
衝突事件にかかわる省庁の政務三役の一人はビデオを見て
「あれは公開してはいけない。
あれを見たら『中国人ふざけるな』と国民感情が燃え上がってしまう」
と感想を漏らした。
やはりビデオを見た民主党幹部も公開を躊躇(ちゅうちょ)
してみせた。「ビデオを出したら国民は激高するだろうな」
8日の代表質問で首相は、菅内閣が掲げる「主体的外交」に関して、
こんな熱弁をふるった。
「最終的に外交の方向性を決めるのは主権者たる国民だ。
一部の専門家だけでなく、国民一人ひとりが自分の問題ととらえ、
国民全体で考えることにより、より強い外交を推進できる」
菅政権では、ビデオを国民の目から隠そうとする「対中配慮」
は目立つ。
だが、首相が語ったこの理念を実現するために、国民に必要な
情報を提供しようという発言は、聞こえてこないのが現実だ。
(9日産経新聞-gooニュースより)
>>ビデオを日本国民の目から隠そうがどうしようが、
国民の『中国人ふざけるな!』の声は変わりませんが…何か?
しかし、隠せばその分、その怒りは民主党・政府へも向き、
結局は政府が困ることに。その辺、お解りなのでしょうか?
菅直人首相の指導力と決断力の無さは、就任前から散々
言われてきたことですが…これ以上、外交関係や国内政治を
破壊する前に、是非もう一度“お遍路”に旅立ち、
頭を冷やしてきていただきたいものです。
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撮影したビデオ映像の扱いについて、政府・与党は公開の先延ばし
と責任の押し付け合いを続けている。
ビデオを国民に公開せず、国会議員の一部に限って開示する案も
検討中だ。菅直人首相は8日の参院代表質問で「外交の方向性を
決めるのは国民」と語ったが、そのための判断材料は、
いまだに提供されていない
≪人ごとのような答弁≫
「捜査当局において適切な判断がなされると思う」
代表質問で首相は、ビデオ公開について、人ごとのような答弁
を繰り返した。
首相が指摘した捜査当局(検察)を管轄する柳田稔法相も、
記者会見では突き放して語る。
「国会の要請があれば、たぶん現場が適切に考えるでしょう」
海保を所管する馬淵澄夫国土交通相は記者会見で
「官邸が中心となって国会と調整(している)とのことだから
推移を見守る」と官邸主導を強調する。
誰もが「触らぬ神にたたりなし」を決め込み、
責任を負おうとしていない。
「明らかに、中国漁船がかじを切って体当たりをしてきている」
(9月28日の民放番組)と指摘していた前原誠司外相も最近は
発言のトーンを抑えがちだ。
なぜ政府はビデオ公開に及び腰なのか。
そこには、準大手ゼネコン「フジタ」の社員1人がまだ中国に
とらわれていることや、関係改善の兆しが見えてきた中国を
刺激したくないとの思惑がある。
9月30日夜、首相公邸で開かれた首相、仙谷由人官房長官と
参院民主党幹部らとの会合では、こんな会話が交わされた。
川上義博・参院予算委員会理事
「ビデオを公開したら大変なことになる。日中関係改善は2、3年
遅れる。温存した方がいい」
仙谷氏「おっしゃる通りだ。ぜひ国会でも国対でもそう
言ってください」
首相「よく分かりました」
≪国民の目線から隠す≫
政府・与党内には、明らかに中国側に非があることを示すビデオ
を公開すれば、国民の「反中感情」をあおることになるという
危機感も強いようだ。
衝突事件にかかわる省庁の政務三役の一人はビデオを見て
「あれは公開してはいけない。
あれを見たら『中国人ふざけるな』と国民感情が燃え上がってしまう」
と感想を漏らした。
やはりビデオを見た民主党幹部も公開を躊躇(ちゅうちょ)
してみせた。「ビデオを出したら国民は激高するだろうな」
8日の代表質問で首相は、菅内閣が掲げる「主体的外交」に関して、
こんな熱弁をふるった。
「最終的に外交の方向性を決めるのは主権者たる国民だ。
一部の専門家だけでなく、国民一人ひとりが自分の問題ととらえ、
国民全体で考えることにより、より強い外交を推進できる」
菅政権では、ビデオを国民の目から隠そうとする「対中配慮」
は目立つ。
だが、首相が語ったこの理念を実現するために、国民に必要な
情報を提供しようという発言は、聞こえてこないのが現実だ。
(9日産経新聞-gooニュースより)
>>ビデオを日本国民の目から隠そうがどうしようが、
国民の『中国人ふざけるな!』の声は変わりませんが…何か?
しかし、隠せばその分、その怒りは民主党・政府へも向き、
結局は政府が困ることに。その辺、お解りなのでしょうか?
菅直人首相の指導力と決断力の無さは、就任前から散々
言われてきたことですが…これ以上、外交関係や国内政治を
破壊する前に、是非もう一度“お遍路”に旅立ち、
頭を冷やしてきていただきたいものです。
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