尖閣で中国ネット氾濫 「海保が衝突」既成事実化も(産経新聞)
- goo ニュース
■当局放任/日本はビデオ公開及び腰
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁が撮影
したビデオ映像の公開を日本政府が先延ばし続けるなか、
中国国営通信社や共産党系のインターネットサイトで、海保の
巡視船側が中国漁船に衝突したとする図などが掲載されている
実態が10日、明らかになった。日中首脳会談が4日に行われた
にもかかわらず、中国当局も放任を続けており、中国政府の
一方的な主張が“既成事実化”する恐れも強まっている。
中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」
は、衝突事件の“実態”について、日本の巡視船の方から
中国漁船に衝突したとする説明図を掲載してきた。
中国政府の「日本の巡視船は中国の領海で中国漁船を囲み、
追いかけ、行く手を遮り、衝突して損傷させた」
(姜瑜・中国外務省報道官)との主張に沿ったものだ。
「(中国漁船が)巡視船に体当たりした悪質な事案で逮捕は当然」
(前原誠司外相)とする日本側の説明とはまったく異なる。
1日ごろから同紙のサイトからはこの図はなくなったが、
今も国営新華社通信のサイトのほか、中国の大手ポータルサイト
「新浪」の衝突事件特集サイトなど、中国ネット空間のあちこち
に氾濫(はんらん)している。
環球時報は9月23日から10月6日まで尖閣諸島周辺海域で
活動した中国の漁業監視船2隻に記者を同行させた。
記者らは次のようなリポートを送ってきた。
「われわれの船は日本側の封鎖を突破し赤尾嶼(日本名・大正島)
海域への歴史的な航行に成功した」
また、インターネット上の同紙のサイトでは、「中国人が1年間、
日本製品を買わなければ日本はすぐ破産する」
「日本はすべて中国の領土だ!」などの過激な書き込みが今も続く。
9日夕から同紙のサイトは無料のオンラインゲーム「防衛釣魚島
(尖閣諸島の中国名)」を登場させた。
中国漁船を操って、日本の「軍艦」に「靴」を投げ尖閣諸島へ航行、
日の丸が掲揚された灯台を倒し、中国国旗を翻せば「任務完了」
-という内容だ。
同サイトは「国家防衛の危険と挑戦が体験でき使命達成の快感と
栄誉も得ることできる」とプレーを呼びかける。
視覚に訴える中国側の主張を打ち消すためにもビデオ映像の公開
が有効だが、ためらう日本側を尻目に、中国のインターネット空間
では事実に即しない一方的な主張や「悪のり」が続くかもしれない。
(11日産経新聞-gooニュースより)
>>ビデオを一般公開すれば、(日本)国民の中国に対する怒り
を益々高め、回復しかけた日中関係を更に悪化させる…
というのが、日本・民主党・政府の見解らしいが、
“毒餃子”事件の正式な謝罪・賠償もなく、そして、今回の事件。
既に中国に対する日本国民の不信の感情は、相当なレベル。
それもこれも、政治家や経済人が、中国に対して必要以上に
“配慮”という一見聞こえがいいが、実に“曖昧”な形で
決着をしてきたからに他ならない。
民主党は、無責任、“人任せ”の政治?…なら、結構。
是非、ビデオの真実の判断を国民に任せていただきたい。
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■当局放任/日本はビデオ公開及び腰
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁が撮影
したビデオ映像の公開を日本政府が先延ばし続けるなか、
中国国営通信社や共産党系のインターネットサイトで、海保の
巡視船側が中国漁船に衝突したとする図などが掲載されている
実態が10日、明らかになった。日中首脳会談が4日に行われた
にもかかわらず、中国当局も放任を続けており、中国政府の
一方的な主張が“既成事実化”する恐れも強まっている。
中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」
は、衝突事件の“実態”について、日本の巡視船の方から
中国漁船に衝突したとする説明図を掲載してきた。
中国政府の「日本の巡視船は中国の領海で中国漁船を囲み、
追いかけ、行く手を遮り、衝突して損傷させた」
(姜瑜・中国外務省報道官)との主張に沿ったものだ。
「(中国漁船が)巡視船に体当たりした悪質な事案で逮捕は当然」
(前原誠司外相)とする日本側の説明とはまったく異なる。
1日ごろから同紙のサイトからはこの図はなくなったが、
今も国営新華社通信のサイトのほか、中国の大手ポータルサイト
「新浪」の衝突事件特集サイトなど、中国ネット空間のあちこち
に氾濫(はんらん)している。
環球時報は9月23日から10月6日まで尖閣諸島周辺海域で
活動した中国の漁業監視船2隻に記者を同行させた。
記者らは次のようなリポートを送ってきた。
「われわれの船は日本側の封鎖を突破し赤尾嶼(日本名・大正島)
海域への歴史的な航行に成功した」
また、インターネット上の同紙のサイトでは、「中国人が1年間、
日本製品を買わなければ日本はすぐ破産する」
「日本はすべて中国の領土だ!」などの過激な書き込みが今も続く。
9日夕から同紙のサイトは無料のオンラインゲーム「防衛釣魚島
(尖閣諸島の中国名)」を登場させた。
中国漁船を操って、日本の「軍艦」に「靴」を投げ尖閣諸島へ航行、
日の丸が掲揚された灯台を倒し、中国国旗を翻せば「任務完了」
-という内容だ。
同サイトは「国家防衛の危険と挑戦が体験でき使命達成の快感と
栄誉も得ることできる」とプレーを呼びかける。
視覚に訴える中国側の主張を打ち消すためにもビデオ映像の公開
が有効だが、ためらう日本側を尻目に、中国のインターネット空間
では事実に即しない一方的な主張や「悪のり」が続くかもしれない。
(11日産経新聞-gooニュースより)
>>ビデオを一般公開すれば、(日本)国民の中国に対する怒り
を益々高め、回復しかけた日中関係を更に悪化させる…
というのが、日本・民主党・政府の見解らしいが、
“毒餃子”事件の正式な謝罪・賠償もなく、そして、今回の事件。
既に中国に対する日本国民の不信の感情は、相当なレベル。
それもこれも、政治家や経済人が、中国に対して必要以上に
“配慮”という一見聞こえがいいが、実に“曖昧”な形で
決着をしてきたからに他ならない。
民主党は、無責任、“人任せ”の政治?…なら、結構。
是非、ビデオの真実の判断を国民に任せていただきたい。
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