
少しのぼってみます。皿ケ峰に続く道です。

「ギンバイソウ」 の群生に出会いました。
ギンバイソウは、アジサイ科の草丈60cm程度になる多年草で、林床、特に渓谷林などの湿った林床に群生します。
葉は対生し、先端が2つに裂けて二又になり、縁に鋭い鋸歯があるのが特徴で、花が咲いていなくても、わかりやすい植物です。

四国山地のような豊富な降水量と複雑な地形を備え、
長年の生育に好適な環境が持続した場所にひっそりと生きながらえてきたのかもしれません。
このような植物を遺存植物といいますが、
主に太平洋側の本州、四国、九州の地域には、このような植物が多く分布していることが知られていて、
ギンバイソウの他にも、キレンゲショウマ、バイカアマチャ、ヤハズアジサイ、ワタナベソウなど、
広義のユキノシタ科の植物が含まれます。古い時代から生き永らえてきた四国山地の貴重な植物と言えます。
四国の貴重な植物2
〈高知県立牧野植物園〉
ギンバイソウ
Deinanthe bifida
文:岡本 彩里 写真:稲垣 典年
文 写真 ネット検索から お借りいたしました。


ここでは、野アザミの群落を見まし花が咲くと見事でしょう。




ヒマラヤのケシ 綺麗なもの見られませんでしたが
四国の貴重な植物に出会えて、収穫でした。
アジサイもきれいだし、