2021年2月12日に(株)税務経理協会様より『労働者派遣契約の結び方』という本を出版させていただきました。
この本の特徴は以下の5つです。
① 労使協定の作成方法をわかりやすく解説
② 派遣業務の一連の手続きに必要な書類の記載例を掲載
③ 労使協定方式、派遣先均等・均衡方式のそれぞれの方式ごとに、派遣業務に必要な関係書類の作成方法を記載
④ 派遣元に必要な書類、派遣先に必要な書類が一目でわかるマーク付き
⑤ 請負業務や在籍出向についても説明
⑥ 元大阪労働局で需給調整事業専門相談員をしていた筆者が解説
① 労使協定の作成方法をわかりやすく解説
2020年4月の労働者派遣法の大改正に伴い派遣会社の方が一番頭を悩まされているのが労使協定の作成ではないでしょうか?
厚生労働省が発行している「労働者派遣事業関係業務取扱要領」や「不合理な待遇差解消のための点検・検討マニュアル」、厚生労働省のホームページにて作成方法が説明されていますが、正直「よくわからない」と思いませんか?
本書では表やイラストを多数用い、できるだけわかりやすく解説するように努めています。
今まで「労使協定の作り方がよくわからない」と思われていた方でも、ご理解いただけると思います。
② 派遣契約の一連の手続きに必要な書類の記載例を掲載
本書では、「抵触日通知」から「派遣労働者の就業実績の通知」まで、派遣開始から終了するまでの派遣業務に必要な一連の書類について時系列ごとに順序だてて説明しており、その全ての書類の記載例を掲載しています。
また、本書をご購入いただいた方には、出版社の税務経理協会様のホームページからすぐに使える派遣様式(ワード形式)をダウンロードできますので是非ご活用ください。
③ 労使協定方式、派遣先均等・均衡方式のそれぞれの方式ごとに、派遣業務に必要な関係書類の作成方法を記載
今回の派遣法改正では、労使協定方式か派遣先均等・均衡方式のいずれかの方式による書類の作成が必要となります。
本書では、労使協定方式の章と派遣先均等・均衡方式の章を分けて作成しており、それぞれの方式に基づく一連の書類について時系列で説明しているので、実際の派遣業務の流れに従った書類を作成いただくことができます。
④ 派遣元に必要な書類、派遣先に必要な書類が一目でわかるマーク付き
派遣業務においては派遣元が作成しなければいけない書類と派遣先が作成しなければいけない書類がありますが、本書では書類ごとに派遣元に必要な書類、派遣先に必要な書類が一目でわかるマークを記載しているので、それぞれの立場の方がすぐに必要な書類を作成することができます。
⑤ 請負業務や在籍出向についても説明
派遣に近い働かせ方として、請負業務や在籍出向があります。
請負業務は発注元(委託元等名称は様々ありますが、要するに業務を発注する会社のことです)から発注先に業務を委託し、発注先は委託を受けた業務を行うことをいい、在籍出向はある会社と雇用契約を締結しているがその会社が倒産の危機に瀕した等の場合に、他の会社とも雇用契約を締結(つまり、2重に雇用契約を締結します)し、主に後者の会社で業務に従事する働かせ方をいいます。
請負業務や在籍出向は派遣のように許可の取得は必要ないため簡単に行えるのですが、一つ間違えると偽装請負や偽装出向など、派遣法や違法な労働者供給事業とみなされます。
本書は、他の書籍等であまり触れられていないこれらの請負業務や在籍出向のポイントについても解説しております。
⑥ 元大阪労働局で需給調整事業専門相談員をしていた筆者が解説
私は2020年の3月までの3年間、大阪労働局の需給調整事業部(派遣法の指導監督をする部署)で需給調整事業専門相談員として派遣会社や派遣先企業、社労士や弁護士の先生方からの相談業務に従事していました。
労働者派遣法に関してはかなりの知識を有していると自負しております。
そんな筆者が労働者派遣法のことが全く分からない方や派遣業務が未経験の方でも簡単に正しい派遣関係書類が作成できるよう執筆させていただきました。
是非、ご一読ください!
先程、「本書をご購入いただいた方には、出版社の税務経理協会様のホームページからすぐに使える派遣様式(ワード形式)をダウンロードできます」と書きましたが、当ブログでも改正派遣法の様式は以前から掲載していました。
しかし、今回本を出版するに当たってかなりじっくりと様式を見直しております。是非、本書をご購入いただいてご確認ください!
ちなみに、専門書ということで、ジュンク堂や紀伊国屋書店、旭屋書店などの大型書店かamazonでご購入いただけます!
https://haken-higashitani.com/
この本の特徴は以下の5つです。
① 労使協定の作成方法をわかりやすく解説
② 派遣業務の一連の手続きに必要な書類の記載例を掲載
③ 労使協定方式、派遣先均等・均衡方式のそれぞれの方式ごとに、派遣業務に必要な関係書類の作成方法を記載
④ 派遣元に必要な書類、派遣先に必要な書類が一目でわかるマーク付き
⑤ 請負業務や在籍出向についても説明
⑥ 元大阪労働局で需給調整事業専門相談員をしていた筆者が解説
① 労使協定の作成方法をわかりやすく解説
2020年4月の労働者派遣法の大改正に伴い派遣会社の方が一番頭を悩まされているのが労使協定の作成ではないでしょうか?
厚生労働省が発行している「労働者派遣事業関係業務取扱要領」や「不合理な待遇差解消のための点検・検討マニュアル」、厚生労働省のホームページにて作成方法が説明されていますが、正直「よくわからない」と思いませんか?
本書では表やイラストを多数用い、できるだけわかりやすく解説するように努めています。
今まで「労使協定の作り方がよくわからない」と思われていた方でも、ご理解いただけると思います。
② 派遣契約の一連の手続きに必要な書類の記載例を掲載
本書では、「抵触日通知」から「派遣労働者の就業実績の通知」まで、派遣開始から終了するまでの派遣業務に必要な一連の書類について時系列ごとに順序だてて説明しており、その全ての書類の記載例を掲載しています。
また、本書をご購入いただいた方には、出版社の税務経理協会様のホームページからすぐに使える派遣様式(ワード形式)をダウンロードできますので是非ご活用ください。
③ 労使協定方式、派遣先均等・均衡方式のそれぞれの方式ごとに、派遣業務に必要な関係書類の作成方法を記載
今回の派遣法改正では、労使協定方式か派遣先均等・均衡方式のいずれかの方式による書類の作成が必要となります。
本書では、労使協定方式の章と派遣先均等・均衡方式の章を分けて作成しており、それぞれの方式に基づく一連の書類について時系列で説明しているので、実際の派遣業務の流れに従った書類を作成いただくことができます。
④ 派遣元に必要な書類、派遣先に必要な書類が一目でわかるマーク付き
派遣業務においては派遣元が作成しなければいけない書類と派遣先が作成しなければいけない書類がありますが、本書では書類ごとに派遣元に必要な書類、派遣先に必要な書類が一目でわかるマークを記載しているので、それぞれの立場の方がすぐに必要な書類を作成することができます。
⑤ 請負業務や在籍出向についても説明
派遣に近い働かせ方として、請負業務や在籍出向があります。
請負業務は発注元(委託元等名称は様々ありますが、要するに業務を発注する会社のことです)から発注先に業務を委託し、発注先は委託を受けた業務を行うことをいい、在籍出向はある会社と雇用契約を締結しているがその会社が倒産の危機に瀕した等の場合に、他の会社とも雇用契約を締結(つまり、2重に雇用契約を締結します)し、主に後者の会社で業務に従事する働かせ方をいいます。
請負業務や在籍出向は派遣のように許可の取得は必要ないため簡単に行えるのですが、一つ間違えると偽装請負や偽装出向など、派遣法や違法な労働者供給事業とみなされます。
本書は、他の書籍等であまり触れられていないこれらの請負業務や在籍出向のポイントについても解説しております。
⑥ 元大阪労働局で需給調整事業専門相談員をしていた筆者が解説
私は2020年の3月までの3年間、大阪労働局の需給調整事業部(派遣法の指導監督をする部署)で需給調整事業専門相談員として派遣会社や派遣先企業、社労士や弁護士の先生方からの相談業務に従事していました。
労働者派遣法に関してはかなりの知識を有していると自負しております。
そんな筆者が労働者派遣法のことが全く分からない方や派遣業務が未経験の方でも簡単に正しい派遣関係書類が作成できるよう執筆させていただきました。
是非、ご一読ください!
先程、「本書をご購入いただいた方には、出版社の税務経理協会様のホームページからすぐに使える派遣様式(ワード形式)をダウンロードできます」と書きましたが、当ブログでも改正派遣法の様式は以前から掲載していました。
しかし、今回本を出版するに当たってかなりじっくりと様式を見直しております。是非、本書をご購入いただいてご確認ください!
ちなみに、専門書ということで、ジュンク堂や紀伊国屋書店、旭屋書店などの大型書店かamazonでご購入いただけます!
https://haken-higashitani.com/
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