自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

長年の村社会

2011-02-10 12:16:57 | 日記
一見するとタダのアンケート結果に見えるに過ぎないが最後で教授が述べている”日本人は義務として子供を産もうとしているのではないか”と言う結論。

個人主義が当たり前の白人圏に比べ日本は古来より家を守ると言う習慣を続けておる。また自由恋愛などできるようになったのはごく最近であり、昭和初期から中期にかけては見合いは当たり前。それ以前の頃(現在90~100才位の方々が若かりし頃)だと回りの人間が”ここの息子とここの娘が良い”と言う橋かけを行い本人らの意思無関係の時代だったのだから。

母親は当然家事育児の役割。俗に言う家を守るだ。父親は外から外貨を稼ぐ人と言った構図になり現代風に解釈される”愛の形”などは存在しない時代だったのだと思われる。また産まれた子供にも年長者の子供が年下の子供の面倒を見ると言う形であった。
このように日本は義務で家族の役割を決めてきた。義務ではないかと教授が述べているが義務であった歴史は長いので白人圏の人々にこう映るのも当然だと思える。


「子供ほしい」、日本最下位=18カ国1万人調査―英カーディフ大(時事通信) - goo ニュース
2011年2月9日(水)21:03

 男女の子供を求める度合いが、欧米、アジアなど主要18カ国の中で日本が最も低いことが9日、英カーディフ大のジャッキー・ボイバン教授らの調査で分かった。同教授は「日本は独自の問題に直面しており、親であることの価値観を再構築する必要がある」としている。

 調査は欧米、アジア、オセアニアなどで実施され、日本人481人を含む計約1万人の男女から回答を得た。

 その結果、「子供がほしい」とした度合いは、米国、デンマーク、トルコの順に高く、日本は最も低かった。「充実した人生に子供は必要」も最下位で、他国に比べ子供を持つ欲求の低さが際立っている。

 一方、「子供を持つことは社会的価値がある」との回答は、インド、中国に次いで高ポイントを記録。ボイバン教授は「日本人は義務として子供を産もうとしているのではないか」と分析した。