少し前迄は固定電話番号が無いと公的手続き等も支障をきたした事も有ったが昨今では関係なくなってきた。では固定電話のメリットって一体何なのだろうか。
明治時代からの-52Vのオフセット電圧が掛かったラインにアナログ信号を重畳させる。専門的に言えばこうなるがアナログ垂れ流し回線なのである。昔良くあるスパイ映画等では電柱に登ったスパイが会話を盗聴なんてシーンも有るけど現在のデジタル回線でそれやっても何も聴こえない。
昔からのアナログ回線は交換機が変わってからは単純なゆえ故障は少ない。反面IP電話などはネット環境と同じなのでネット環境が死んだら不通になってしまう。過去にもNTT東日本圏内で一斉停止した事もあったなぁ~。
でも圧倒的なローコスト路線で行くなら債権金額も違うし通信費+αの付加価値求めた結果がこうなったんじゃないのかな。この御時勢ならでは傾向だ。
固定電話契約、初の4千万件割れ 携帯・IP電話は増加(朝日新聞) - goo ニュース
2011年6月28日(火)21:38
総務省は28日、加入電話と総合デジタル通信網(ISDN)を合わせた固定電話サービスの3月末時点の契約数が、前年同期比8.7%減の3956万8千件だったと発表した。1988年度に調査を開始して以来、初めて4千万件を割りこんだ。
98年3月末の6285万件をピークに減少が続いている。一方で、携帯電話とPHSを合わせた契約数は22年連続で増加。3月末で同6.0%増の1億2328万7千件だった。インターネットを使うIP電話は調査開始以来7年連続で増えており、同10.9%増の2566万4千件だった。