自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

コメンテーターはシュミレーター

2012-02-13 12:20:00 | 日記

なるほど、橋下の強さを解析した記事って所だろうか。
しかしコメンテーターなんて偉そうな事言ってみても所詮評論家。ちゃんと橋下の様に地方自治体首長の仕事を経験してモノを言ってるのか?。この時点で全てのコメンテーターの答えはNOとなるだろう。その現実だけでお腹いっぱい~。

つまりコメンテーターって輩の多くはコンピューターソフトのシュミレーターみたいな連中である。具体的な現実と向き合ってない。現場を経験し自分の考えで改革した橋下の方が説得力あるに決まってる。

橋下氏が議論に強い理由の一つ 論理的でない突飛な発言にあり(NEWSポストセブン) - goo ニュース

2012年2月10日(金)17:05

 既成政党に対して国政への進出をちらつかせ、国会への影響力まで持ちつつある橋下徹大阪市長。テレビでは同氏に論戦を挑むコメンテーターたちをことごとく論破し、ネットで若者たちから絶賛(?)されている。橋下氏の“強さの源”はどこにあるのか。氏の戦略と論戦テクニックを、専門家たちが分析した。


 * * *

 橋下氏の“強さ”が目に見えて分かるのは、テレビ番組での議論だ。


 1月28日、『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)に出演した橋下氏は、同氏の手法に反論する帝塚山学院大学の薬師院仁志教授に対し、


〈では、今のままの大阪市でいいと思ってるんですか? 大阪をこう変えたいというアイデアはあるんですか?〉


 と強い口調で切り返して薬師院教授の反論を封じ込めた。これまでにも、1月15日には『報道ステーションSUNDAY』(テレビ朝日系)で山口二郎・北海道大学教授を、また、昨年末には、朝日放送の『キャスト』の中で、経済評論家の森永卓郎氏などと対論してやり込めたと話題になっている。


 なぜ名だたる論客たちが、氏に論破されてしまうのか。


 論理学が専門の三浦俊彦・和洋女子大学教授は、「必ずしも論理的だから議論に勝っているわけではない」という。


 三浦教授が注目したのは、『報ステ』の中で、作家の渡辺淳一氏が橋下氏にエールを送ったあとの山口教授とのやりとりだ。一部引用する――。


渡辺:しばらく(橋下氏に)やらせたいな。


橋下:ありがとうございます。問題がある時には現実を知っている渡辺さんのような方に批判を受けるのは大賛成なんですけどね、学者なんて何にも知らないのにね。


山口:小説家が現実を知ってるの?


橋下:知ってますよ、小説家なんて現実知らないと、そんなの売れる本書けないですよ。学者の本なんて全然売れないじゃないですか。


――山口教授の、苦虫を噛みつぶしたような表情……。


「本が売れる・売れないという“自然的な事実”と、現実を知ってるか知らないかということは、別次元のことです。ところが、これを直結させて論じている。これは、論理学的には『自然主義の誤謬』と言います」(三浦教授)


 このような論理的ではない突飛な発言に、論理で返すのは難しい。仮に山口教授が「学者の本は売れないが、現実は知っている」と反論しても説得力がないだろう。


「ここでは橋下氏は、論理学的に言う『通俗的イメージの濫用』もしています“学者は一般社会のことを知らない”というイメージを山口教授に一方的に当てはめて、自身の発言を補強しているわけです」(三浦教授)


“学者なんて……”というレッテルで攻められれば、相手はその「通俗的イメージ」そのものへの反証を含めて応じなければならない。テレビ討論でそんな時間はないから、やはり橋下氏の“強さ”が印象づけられることになる。


血縁主義

2012-02-13 12:14:24 | 日記

自身の力量を判断される実力主義からは遠い存在ですね。
黄色人種丸出し感バリバリでしょうか。

厚労省さん、そりゃあんたら法規制なんてしないだろうね。なんせ地方市役所などでは身内採用縁故採用なんて日常茶飯事だし慢性化していますからね。親の七光りで人生安泰とはよく言ったものですね。
橋下さん、こんな部分にもメス入れてね。


岩波縁故採用 第1関門「著者の紹介もらう」(産経新聞) - goo ニュース


2012年2月12日(日)08:00

 ■熱意判断、手間は省く

 岩波書店(東京)が平成25年度の採用試験の応募資格に掲げた「岩波書店から出版した著者の紹介状あるいは社員の紹介があること」という条件が話題を呼んでいる。岩波書店のケースには出版業界特有の事情が透けて見える一方で、一般企業にも「縁故採用」について賛否両論があるようだ。

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【出版業界は】

 「知名度が高く、“記念受験”が多い。少ない採用人数の割には応募者がきわめて多い」

 リクルートワークス研究所(東京)の大久保幸夫所長は、岩波書店をはじめとする出版業界の採用活動の特徴を、こう説明する。

 芥川賞直木賞で知られる文芸春秋は平成22~24年度入社まで毎年4人ずつ採用したが、応募者は「おおむね1500人程度で、スポーツイベントなどで媒体がとくに注目された年はさらに増える」(同社)。新潮社も毎年数人の採用枠に約1千人を超える応募があるという。岩波書店が「応募者数と採用者数とのギャップがあまりに大きい。強い熱意を持った人たちから選考したい」(総務担当者)と説明するゆえんだ。

 さらに印刷や製本の工程を外部に委託するため、会社本体の規模は知名度の割に小さい。

 「出版年鑑2010」(出版ニュース社)によると、全国の出版社3902社のうち、従業員数が「10人以下」が全体の半数を超え、「50人以下」に広げると約75%を占める。講談社や集英社など規模の大きな社でも従業員は1千人を下回る。文芸春秋や新潮社は300人台で、岩波書店の約200人に近い。採用に専従できる人数もメーカーや金融などの人気企業に比べて少ないのが実情だ。

 ◆他社「考えていない」

 新卒の定期採用を行っている出版各社は岩波書店のように応募条件を設けることは「全く考えていない」としている。ただ、ある出版社の採用担当者は「インターネットが普及して学生のエントリーが容易になるのと反比例し、採用側が割く人手や時間はどんどん過大になっている。応募人数を絞り込める上に『紹介をもらう』という学生の行動力も見られる岩波の仕組みを評価する声は少なくない」と明かす。

 岩波書店もホームページで、「応募後に試験がある。熱意のある人に応募してほしかった」と“フリーパス”のコネ採用ではないと説明している。大久保所長も「もともと中小企業では『紹介』に基づく採用が多い。コストや手間を省け、入社後の定着率も高いと欧米でも見直されている手法で、真剣に出版社に来たい人を集めるのに効果があるのでは」と話す。

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【一般企業では】

 ■賛成 試験で分からぬ適性見える/反対 やる気や社内人事に悪影響

 厚生労働省が行った平成22年雇用動向調査によると、入職経路での「縁故」は約2割にのぼるという。

 「毎年採用数の1%程度が縁故採用」という東証1部上場のある金融会社では、採用担当者は「社員が人物を知っていると、面接や試験では分からない適性が見られる。例えば、営業の推薦なら、営業能力でやっていけそうなのかな、と思う」と利点を指摘する。

 ただ、この会社では紹介がある場合でも、ほかの学生と同じように試験を受け、適性に欠ける場合は断っているという。

 こうした社員による紹介での就職は、実力主義が根強いとみられる海外でも、「日本と同じく2~3割ある」(リクルートワークス研究所の大久保幸夫所長)という。

 一方、縁故採用を規定で禁じている企業もある。

 三菱商事は応募条件に「当社役職員の子女、兄弟姉妹の関係に当たらない方」としている。「50年以上前からの規定。社内人事に悪影響がないよう配慮した」(同社広報部)。三井物産や住友商事も同様に定めている。

 ほかの社員のやる気に影響する可能性もある。大手金融企業の男性社員(34)は、地方支社にいたころ、縁故採用の社員がいたという。

 「縁故なのは、言われなくても絶対に分かる。もし自分が上司で、部下に縁故の人がいたら、やりづらいと思う」

 企業のリスク管理に詳しい、近畿大学の有路昌彦准教授は「縁故でもたどろうとする人間は、それなりの政治力を持っていることの証明なので、ある意味能力の一つといえる」と指摘する。

 ただ、「縁故で人を見る会社なら、学生から入社後の評価軸も同じだろうと思われ、入社したいという意欲を失わせかねない。岩波書店は、話題にはなったが広報的には成功とは言い難いのではないか」と分析している。

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【厚労省見解は】

 ■「規制法規なし」

 厚労省によると、男女雇用機会均等法と雇用対策法では、年齢や性別にかかわらず採用を行うよう定められているが、縁故採用は法律上の定義もなく、規制もないという。

 厚労省の担当者は「広く門戸を開くという公正採用の啓発の観点から、岩波書店から事情を確認している。現時点で把握している中では、法律にかかわる直接の問題はないようだ」と話す。

 では、官公庁の採用にも、「縁故」や「紹介」の効果はあるのだろうか。

 中央官庁で面接官の経験のある60代の元官僚は、「採用が進み、ある程度人数が少なくなったときに、大学の教授の紹介状を参考にすることもあった」と明かす。筆記試験や面接だけではわからない資質を判断していたという。