私たちのような境遇の学生はこれからも増えるだろうし。

2010-08-15 | Weblog
4年間の授業料は、地方の国立大学でも、
たとえ難しい東大理学部物理学科に進学したとしても、
家庭の収入が一定水準未満ならば常に全額免除されるということが、
私の体験でわかりました。

だから、無理して新聞奨学生をするより、専門の学部の勉強に打ち込んで、
良い成績を残す人生を、後輩には送っていただきたいと思います。

妹弟の子供たちも、勉強が好きになれたら、資金はどうにかなるので、
私を参考に、よく調べて、学生生活などを夢見てほしい。

海外留学するとしても、いくつかのタイプのスカラシップがあるし、
東大だけでなく、京都大学でも、近年スカラシップ枠を広げたりしてます。

お金に困っている若者にとってなにより大事なのは、

”学問に打ち込みたいという情熱です!!”

(注)奨学金を借りて、バイトしないでいると、
私のように、返済生活が長い人生となりますので、
人生計画も自分の個性と性格に応じてそれなりに考えて奨学金を使いましょう。

また、新聞奨学生で大学・専門学校でスキルアップを目指す受験生に
参考の為、私の記憶するなかで、もっともシビアなケースを挙げておきます。

<<新聞奨学生の一日>>

【平日】
3:20起床
3:30荷降ろし集合
4:00~4:30 折り込み
4:30~4:40 配達準備
4:40~6:50 朝刊配達
7:00~8:00 着替え・まかない朝食
8:15 学校へ向かう
(8:30~10:00 電話当番:週一)
(9:00~12:00 折り込み当番:週一)
(13:00~3:00 集金 月4~5日)
3:00~3:30 夕刊準備
4:00~6:00 夕刊配達

7:00~8:00 まかない夕食
(8:00~10:00 集金 月6~7日)
8:00~9:00 拡張・ビラまき・しばり(維持)の活動:週1回

【休日】
3:20起床
3:30荷降ろし集合
4:00~4:30 折り込み
4:30~4:40 配達準備
4:40~6:50 朝刊配達
7:00~8:00 着替え・まかない朝食

10:00~12:00 集金:週1~2日
14:00~18:00 集金:週1~2日

この合間に、週二回分の配達の休みをローテーションし、
月に一度の月曜日の新聞の日の朝刊が休みとなる時間があり。
そこから、勉強時間、演習・実験、講義ゼミ参加の時間を捻出。

実行に移す前に、良くイメージしてみてください!

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