14年前はコモンセントロイドレイアウトってすごいと・・・・

2007-01-06 | CMOS
しかし、場合によっては効果が無く、サイズが小さいのに、分割を多くすると、逆にランダムさが上回り、意味が無くなる。

要は、LWの積である、MOSの面積をなるべく大きくなるようにしないと、オフセットを小さくすることは難しく、コンパクトにオフセットをなくすなら、スイッチトキャパシタ方式を採用して、オフセットをキャンセルするしかない。そうしたら、今度は上手くノイズをフィルタリングする必要がでて、回路は結構難しいものとなってくる。

そんなこととはいざ知らず、14年前チームに加わらせていただいた下記研究成果にはかなりビビッていたものだったことが、懐かしい。

ISSCCの論文_pdf

でも、実測波形がかなりコブがあるね・・・I/Oバッファのタイミングが上手くなくて、グランドバウンスが大きいのかな?グランドループでもレイアウトしたのかな?寄生容量が大きくなるレイアウトなのかな?
書き込み系のシミュレーションしか担当していなかったので、その辺どうしてか分からない。

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