インターネットや通信がそもそも高いのが残念ね!-力学的バミルトニアンを利用せよ!!

2010-03-13 | 自然科学
物事には常に二面性からアプローチしなくてはならないとは思う。

そういう目で考えると、役だ立ない先輩かもしれない面もいくらでも思い当たるところです。

但し、目標としては、
島国の少数精鋭となるしかない、甥や姪、自分の兄弟姉妹のこどもたち、その友達、仲間、同世代のものに、20年後、100年後、ポジティブになると信じて、行動したいと思います。

脳機能科学者の考えることに反論はしないし、
全面的に同意もしないですが、
いわゆる”ドリームキラー”というのは、
なぜだか常に生成されますね!

そこを日本の国民の場合おそらく、
常識という不思議なシステム認識で、
あたかもそれが全体最適化された
力学的ハミルトニアンに従った、
自然な行動だとおもって、
無意識に信じてしまう。

現状肯定、変わったもの、変化を否定するのは、
良いことに違いないと。

そういったことには、
良い面と悪い面があるでしょう、しかし、
少なくとも、苦境にある子供たちや学生たちにとって、
そのような架空の力学は
成長を阻害する天敵であると思われます。

物理的に表現することで
どうにか客観性を持たせようとするレトリックを避けて、
これを言いかえると、

まさか、個人個人が、十数年~数十年生きただけで、
あたかも社会システムのコツを悟った天才だと自覚して、
若者や子供たちや仲間や兄弟姉妹に諭しているとは、
信じたくありません。
だとすると、何か、自分の外から
自分の行動理念を規定するような存在をあてがい、
失敗や間違いは、
その規定のせいにするという、
逃げ道を残したままの行動や発言になっているはず。
突っ込んで言ってみて下さい!!
なんだ、そこに逃げるのかよ?!って、
経験と知識のある大人や先輩が、
結局そこかよ?!ってなります。殆ど。

ならば、その外から規定する存在とは何か?
それは、社会的通念とでもいうか、
雰囲気というもので、得体の知れない、世間というものだろう。
ところで、その通念が生活を最適化するのであれば、
それは、科学的には全体を最適化する作用をする
効能のある、一種の力の場とその構造である。
言いかえると、歴史が形成してきたかもしれない、
個人の力ではどうにもならない、
個人個人の行動理念を方向づけて、
それに逆らうのが莫大なエネルギーのいる、
それに沿っていくと自然で摩擦が少ない、
そういう周囲の環境である。

それはしかし、ちょっと考えると矛盾です。
と、私は強く思うのです。

この変化を旨とする時代に、
自分で全体最適なんてわからないから、
自然と発生しているはずの全体最適システム、
神の力学を信じるのが最も中庸だと、
そう判断する個人は、
一体何を理解しているのでしょうか?

ここでは、その疑問だけを訴えておき、
若者の成長を祈るだけにします。

さて、本記事のタイトル、「インターネットや通信がそもそも高いのが残念ね!」
というのは、たとえば私の中学高校時代のように、貧しい御家庭は
今増えているでしょうが、そういう家には、パソコンはないし、あっても、
プロバイダー料金や通信料金が払えないことが多い。
私がネットを使って最も伝えたい人々は、自然と、むしろそういう家庭の子供たち。

一般に、無線やサーバーとの通信料金は高い。
サーバーのメモリは一見あたかも無料のよう。
(なんで?大事なハードウェアが無料に収束する!?
資源・エネルギー面からみて、たくさん使っても無料に見える!?
ホント???
そんなにムーアの法則で集積化が進んでしまった? 
じゃあ、
日本の半導体は自暴自棄に自分で自分の首を絞めたの?! 
ホント???
真逆に、
『サーバーとの通信が無料のようで、メモリはそんなに安くない』
ようなビジネスモデルが十分考えられたのではないでしょうか?

日本の半導体が嫌われ、アメリカのMITやスタンフォード、ハーバード出身の
ロビイストの力で、カオスの縁で、ちょっと、こちらにころがっただけでは???

ほんと、冗談じゃない現象です!メモリが無料なんて、仕事無くなるわけだ!)

でも、使用するのはただではない。
FREEの仕組み・・・・
これがもっとどうにかならないものか?

教育インフルエンスの為だけでなく、
安全や信頼性の為のシステム構築にも、コストの問題が大きくのしかかっています。
現代のパラドックスだろうか。
たとえば、
RFIDというしくみは、原理的にはものすごく社会を便利に安全で安心にするものです。
ところが、回路設計エンジニアとして、現場の方にいろいろ伺ったところ、
回路設計やシステム設計の技術の問題ではなく、
システムコストの問題で停滞していると。。。。。

ここはひとつ、
これからの日本の若者にブレークスルーのチャンスがあるところですね!!
なぜか、欧米の個人主義哲学の土壌では、プライバシー侵害に厳しく導入が難しいらしく、
その点、日本はそこまで厳し過ぎない。
それこそ、その点有利な、
「日本的、力学的バミルトニアン」という「世間」を持っています。

これを逆手にとってやって欲しい! 

是非、やっていきましょう!!

そこで、次に、若者への研究問題です。

1.
『メモリは相当に有料性を維持、通信料を無料に見える形のビジネスモデルは可能か?』

2.
『なぜイタリアのブランドバッグは高く売れ、日本の半導体は高く売れないか?』
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