初読書

2007-01-02 | Weblog
受験生の国語の悩み、いや問題への答案作成の悩みを解くヒントも書かれている前者。私も、高校を卒業し、受験生を経て、大学を卒業、そして大学2度受験するようになった頃に初めて、”問題文と設問とのつながりをしっかり読む必要”があり、自分の言葉で、自分の考えを書いては、いかに著者のイイタイコトを理解しているつもりであっても、得点にはならないことを知った・・・

実際、東大生のときに駿台東大実戦模試を2連続で受け、国語に対し、2通りの考え方で解答してみたことがある。1度目は、本文を十分理解し、自分の知識と経験をベースに著者のイイタイコトを掴み、自分の言葉でこれ以上無いと思われる答案を作成した。2度目は、本文の表現に忠実に、私など馬鹿なので、特に本質など理解不能ですが、ひょっとするとこういうことをイイタイのでしょうか?と言う態度で、本文から答案文を抽出した。やはり、後者は高得点で、国語で生まれて初めて成績優秀者欄にランクされ、生まれて初めて200点(440点満点)を突破した。前者は国語は点がなかったが、ぎりぎり総合A判定だった。

理系なので、「国語」は主観的なことを扱うので優先順位が低いため、10年くらいまったく無視していたが・・・
著者よりも更に10年、遅ればせながら、同様のことに気づいた。
これは、その後の仕事にも役立っていることと思われますし、まだまだ気づき足りないのかもしれません。

自分のばかさ加減を、しっかり、じっくりと、理解してあげること。

それがこの冬休みのテーマですので、ちょうどいい本を見つけ、HAPPYな気分です。

お勧めです。

後者は、前者の言うことを聞いてから読み始めます。

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