“雨の特異日”といわれる、私の誕生日も終わり
7月になりました。
近畿東海地方の梅雨明けはまだですが
台風の影響で、大雨になるとの予報。
大阪にいる時は、少しでも雨が降り出せば
「カサ!カサ!!」と大騒ぎでしたが
降り始めの美杉の雨に濡れるのは
なんだか心地よいです♡
大好きなガクアジサイも、嬉しそう~
七十二候のひとつ、“半夏生”のころに
葉の一部を白く色づかせる、半夏生(半化粧とも)。
農家の皆さんが、田植えや畑仕事を終え
一息つかれる時期だそうです。
三重県津市美杉町に隣接する、奈良県御杖村神末に
半夏生が、約3000㎡にわたって群生する
“岡田の谷の半夏生園”があります。
個人の土地なので、マナーを守り
用意された駐車場に、車を停めます。
駐車場とは反対の方向に歩いていくと・・・
この中に入っちゃって、いいんですか~?!
ワクワクします!(そんなの私だけ?!)
入り口には“徒歩5分”とありましたが
整備された気持ちのいい林の中を歩くと
3分もしないうちに、白く輝く開けたところが・・・
ここが“半夏生園”です。
奈良県の、準絶滅危惧種に指定されている半夏生が
谷を駆け上がるように、群生しています!!
なんだか、雰囲気が似ているなぁと思ったら
ドグダミ科の植物なんだそうです。
半分だけ化粧する葉っぱ・・・神秘的ですね~
ぐるっと一周できるように
杉の間伐材で、道を整備してくださっています。
おかげさまで、キモチよく散策することができました♡
小雨に濡れつつも、半夏生のすがすがしさを堪能し
駐車場に戻りました。
ここは、幼稚園か保育所だったのかなぁ。
昔はたくさんの子どもたちがいたんだろうなぁ。
みんな、どこへ行っちゃったんだろう・・・
かつての園庭には
子どもたちの足あとはなく
車のわだちと、シカのひづめの跡が
残されていました・・・
はるのん2号
お問い合わせは、御杖村観光協会
☎ 0745-95-2070
半夏生⇔半化粧 とは昔の人は上手く考えたものですね。
その昔、神戸の北区に半夏生の群生しているところがあると、友の車で行きましたが、
ほんの数株あっただけ(笑)
でも、たくさんの人が見に来ていました^^
こんな群生地に人がいないのも魅力的!
えっ?奈良が隣接?
思わず地図を出してきてみました(゜_゜>) ポチ!
素敵ですねえ。
ご近所さんのお庭にもありますが
本当に半夏生の時期に半分お化粧したみたいに白くなりますね。
ドクダミ科の植物なんですか。
そう言われてば確かに似ていますね。
紫陽花のお写真もとても素敵です。
雨の日には雨の日の楽しみを見つけられる生活って
幸せですよね!
「今日は半夏生の日やから
タコ食べるで」と言われて
タコを食べる風習がありました。
今はそんな風習が廃れたどころか
半夏生という言葉すら
知らない人が多いですね。
応援ぽち
普段七十二候を意識することはほとんどありませんが、自然を尊び自然と共に生きてきた先人たちの思いが七十二候に込められていることを思うと、半夏生も愛おしく感じられます。それにしても不思議な草花ですねぇ〜😂😂😂
私が住んでいる地域はそれほどじゃないですが
北部の方がすごい雨ですわ。
明日、明後日も雨のようなので
災害が心配です。
応援ぽち
七十二候どころか二十四節気も
「あぁ、そうなんですかぁ・・・」って感じでした(^_^;)
農作業や暮らしのひとつひとつが
暦と深く結びついているんですね~
この年になっても
まだまだ新しいことを感じられるのが
嬉しいですね~(^^)v