私が所持しているアルバムの中から第39弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
ザ・ケリー・ダンサーズ / シングス・コールポーター(Sings Cole Porter) の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.ザ・ケリー・ダンサーズ / ジョニー・グリヒィン / 1. The Kerry Dancers 2. Black Is The Color Of My True Love`s Hair 3. Green Grow The Rushes 4. The Londonderry Air 5. 25 1 / 2 Daze 6. Oh.now I See 7. Hush-a-bye 8. Ballad For Monsieur
ハード・バッブ期の代表的テナー奏者であるが、ドン・バイアスやパーカーに影響された。ブレーキーのジャズ・メッセンジャーズやセロニアス・モンクに在籍した時代に有名になった。このアルバムは私の好きなアルバムの一つに数えられます。特に7曲目のハッシャバィは私の最も好きな曲です。
2.シングス・コールポーター / アニタ・オディ / 1. Just One of Those Things (02:05) 2. Love for Sale (02:42) 3. You'd Be So Nice to Come Home To (01:48) 4. Easy to Love (02:01) 5. I Get a Kick Out of You (02:21) 6. All of You (01:40) 7. Get Out of Town (02:28) 8. I've Got You Under My Skin (01:47) 9. Night and Day (01:59) 10. It's De-Lovely (02:03) 11. I Love You (01:56) 12. What Is This Thing Called Love? (02:30) 13. You're the Top(02:24) 14.Heart Belongs to Daddy (02:51) 15. Why Shouldn't I? (03:06) 16. From This Moment On (03:09) 17. Love for Sale (03:34) 18. Just One of Those Things (02:38) / Al Hendrickson(Guitar), Al Mckibbon(Bass), Al Porcino(Trumpet), Alvin Stoller(Drums), Anita O'Day(Vocals), Arnold Ross(Piano), Barney Kessel(Guitar), Bill Harris(Trombone), Bill Perkins(Sax (Tenor)
ビリーメイをバックにしたコール・ポーター作品集。ジャズ・ヴォーカルの基本的な楽曲といっていいティン・パン・アレイ時代の作品だが、ポーターはその中でも一曲一曲のレベルにおいて他の追随を許さない高さを維持し続けた。アニタも1959年という、あの華麗なニューポートでの姿を見せた翌年の作品で脂の乗っている時期でもあり、まさに自由自在に声を操る、余裕さえ感じさせる。その歌は軽くしかもスインギーだ。