私が所持しているアルバムの中から第49弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
Pen Of Quincy / After Hours の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1. Pen Of Quincy / Sonny Stitt (ソニースティット) / 1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン (MONO) 2. ソニーズ・バニー(MONO) 3. 降っても晴れても (MONO) 4. ラヴ・ウォークト・イン (MONO) 5. イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ (MONO) 6. クインス (MONO) 7. スターダスト (MONO) 8. ラヴァーマン(MONO) / (as)ソニー・スティット、(tp)サド・ジョーンズ、(tb)J.J.ジョンソン、(p)ハンク・ジョーンズ、(g)フレディ・グリーン、(b)オスカー・ペティフォード、(dms)フィリー・ジョー・ジョーンズ 他 (録音:1955-9、10)
スイングジャーナル誌選定ゴールドディスクにも選定されている、言わずと知れたソニー・ステットの最高傑作と言われ、ジャズの名盤でもあります。クインシー・ジョーンズによるジャズ・アレンジを楽しめるソニー・スティットの人気盤。いまをときめく名プロデューサーのクインシー・ジョーンズが、素晴らしい編曲をスティットに提供して録音した1枚。オーケストラとは言っても11人編成の小編成オーケストラで、それでいてフル・バンド以上に厚みのあるサウンドを演出させているところがクインシーの手腕と思います。スティットは彼の好アレンジを得て、バラードを中心に演奏していきます。とくに「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」が素晴らしいと思います。
2.After Hours / Sarah Vaughan (サラヴォーン) / 1. マイ・フェイヴァリット・シングス 2. エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッドバイ 3. ワンダー・ホワイ 4. イージー・トゥ・ラヴ 5. ソフィスティケイテッド・レディ 6. グレイト・デイ 7. イル・ウィンド 8. イフ・ラヴ・イズ・グッド・トゥ・ミー 9 イン・ア・センチメンタル・ムード / (Vo)サラ・ヴォーン、(g)マンデル・ロウ、(b)ジョージ・デュヴィヴィエ
“ジャズ・ヴォーカルの女王”サラ・ヴォーンが全盛時代に残した代表作です。モダン・ジャズ・ヴォーカルの歌唱スタイルを確立したサラ・ヴォーンの30代半ばの名曲名唱集です。ここではギターのマンデル・ロウ、ベースのジョージ・デュヴィヴィエのみのシンプルな伴奏を得て、円熟の境に差し掛かるディープなヴォーカルを聴かせています。「マイ・フェイヴァリット・シングス」は、ジョン・コルトレーンがちょうど取りあげ始めた頃の録音です。 (HMV レビューより)