私が所持しているアルバムの中から第53弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
Genius Of Bud Powell / Art Pepper Quartet の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.Genius Of Bud Powell / Bud Powell / 1. ティー・フォー・トゥー (別テイク) (ボーナス・トラック) (MONO) 2. ティー・フォー・トゥー (MONO) 3. ティー・フォー・トゥー (別テイク) (ボーナス・トラック) (MONO) 4. ハレルヤ(MONO) 5. パリの目抜き通り (MONO) 6. オブリヴィオン (MONO) 7. ダスク・イン・サンディ (MONO) 8. ハルシネーションズ(MONO) 9. ザ・フルーツ(MONO) 10. ア・ナイチンゲール・サング・イン・バークレイ・スクェア (MONO) 11. ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ (MONO) 12. ザ・ラスト・タイム・アイ・ソウ・パリ (MONO)
ジャズ・ピアノの開祖的存在であるバド・パウエルが1951年に吹き込んだヴァーヴ盤。レイ・ブラウンらとのトリオ演奏とソロ・ピアノを収録しているが、どちらも20代の天才が持つ狂気を体験するには十分な名演。(CDジャーナル データベースより)
本アルバムは評論家の間では賛否両論はあるが、とりわけパウエルのサイドメンによってはアルバムの出来、不出来の差が大きいようです。本アルバムのソロプレイの部分を聴くと、並はずれたパウエルの技量の高さに驚きます。
2. Art Pepper Quartet / Art Pepper / 1. Art's Opus (05:48) 2. I Surrender, Dear (05:31) 3. Diane (03:35) 4. Pepper Pot (05:03) 5. Besame Mucho (04:00) 6. Blues at Twilight (03:58) 7. Val's Pal (02:03) 8. Pepper Pot [Alternate Take] (02:27) 9. Blues at Twilight [Alternate Take] (04:02) 10. Val's Pal [Take 1][Alternate Take] (02:26) 11. Val's Pal [Take 4][Alternate Take] (02:22) 12. Val's Pal [Take 5][Alternate Take] (02:14) / Art Pepper(Clarinet), Art Pepper(Sax (Alto)), Ben Tucker(Bass), Gary Frommer(Drums), Russ Freeman(Piano)
「タンパ・レコード」に吹き込まれたアート・ペッパー全盛期の作品です。ラス・フリーマン・トリオをバックにしたワンホーンによる本作は『ミーツ・ザ・リズムセクション』『モダン・アート』と並んで初期ペッパーの代表的な作品です。特に、ラテン曲のベサメムーチョ(5曲目)は彼のお得意ナンバーでリメイクして吹き込まれているが、本アルバムは何気に吹かれているような中にも味わいのある、ひらめきと哀愁感が感じられ心地よい気分にさせてくれるご機嫌な作品です。