岩手県一関市花泉町涌津に位置する。少し前までは、桜の名所で知られていたが、老木になり美しさに陰りが見えます。現在は彼岸花が咲き始めて赤いじゅうたんになりつつある。見頃は明後日から今月の26日~28日までのようです。凡そ2000本が一斉に咲くと絶景ですよ。是非皆さんも出かけてみませんか?。春には水仙が一色で、黄色いじゅうたんのようで、とてもきれいです。
ベコニアです
追記1) 曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)
別名の名前が多く、彼岸花、死人花、地獄花なとと言われています。
彼岸花は、日本や中国に広く自生する球根植物です。元々日本に自生していたわけではなく、中国から稲作が伝来するのと合わせて広まったとされています。その名前は、秋の彼岸の期間(秋分の日を入れた前後3日間)だけに花を咲かせることに由来しています。7~10月頃になると、赤や白い花を咲かせます。彼岸花は、花が咲いた後に葉っぱが伸び、秋に咲いて春に枯れるという通常の草花とは逆の生態をもっています。その葉と花を一緒に見ることがない性質から「葉見ず花見ず」と呼ばれ、昔の人は恐れをなして、死人花(しびとばな)や地獄花(じごくばな)などと呼ぶこともありました。
追記2) 紫舘公園
別名 涌津北館、神盾城 紫舘
のどかな田園に囲まれた小高い丘にあり、眺めもさわやかな所です。意外に歴史は古く、築城時期は不明ですが1485年以降。城主は鎌倉初期葛西氏を頼って陸奥に下向した岩渕氏とされ、南北朝期 藤沢を本拠地とした涌津岩渕氏が涌津城を築く、後の周辺地に1495年以降には、薄衣城主 薄衣清貞と金沢城主 金沢冬胤が統治いたそうです。