私が所持しているアルバムの中から第68弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
Blue's Moods / アット・ザ・ファイヴ・スポット Vol.1 の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.Blue's Moods / Blue Mitchell / A面 1.I'll Close My Eyes (5:55) 2.Avars (4:07) 3.Scrapple From The Apple (4:00)
4.Kinda Vague (6:28) B面 1.Sir John (6:06) 2.When I Fall In Love (5:41) 3.Sweet Pumpkin (4:19) 4.I Wish I Knew (4:27)
/ Blue Mitchell (trumpet, cornet) , Wynton Kelly ( piano ) ,Sam Jones ( bass ) ,Roy Brooks ( drums ) 1960年録音 /
実に心地良い気分に浸れるアルバムです。ブルー・ミッチェルの艶やかで伸びのある音色のトランペットが奏でる、歌心溢れるメロディとソロは、何度聴いても心地良く胸に響きます。また、腹にビンビン響くリズミカルなサム・ジョーンズのベースやピアノの1音1音が跳び跳ねるような軽快なタッチが実に心地良い。またウィントン・ケリーのピアノも実に心地よく奏でられて楽しませてくれます。
そんなゴキゲンなメンバーによるこのアルバムは、全曲、とても聴きやすく、特に心地良いリズムに乗り、明るく軽快で爽快感たっぷりの『アイル・クローズ・マイ・アイズ』切なく哀愁感溢れる『エイヴァース』が印象深い。
2.アット・ザ・ファイヴ・スポット Vol. 1 / Eric Dolphy / A面 1.ファイアー・ワルツ (13:38) 2.ビー・ヴァンプ (12:22)
B面 3.ザ・プロフェット (21:14) / ブッカー・リトル(tp)、マル・ウォルドロン(p)、リチャード・デイヴィス(b)、エド・ブラックウェル(ds)
エリック・ドルフィー(as, bcl) 1961年に録音 /
二人の天才ブッカー・リトルとエリック・ドルフィーの奇跡の出会い。うねるようなフレーズを繰り出すドルフィーと人生最高の素晴らしいソロで呼応するリトルがこのアルバムではないかと思います。相互に触発し合い自己表現の限りを尽くした緊迫の傑作ライヴ盤です。