年金暮らしの自由人

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懐かしの映画音楽について「 慕情 」 ( 第4弾 )再掲

2019年02月02日 10時19分00秒 | 映画音楽

音楽の興味を知るきっかけと楽しさを与えてくれた映画音楽を紹介します。第4弾は『慕情』(ぼじょう、原題: Love Is a Many-Splendored Thing)は、1955年に公開されたアメリカ合衆国の映画を簡略的に触れてみます。
ベルギー人と中国人の血を引くハン・スーインの自伝をもとに映画化された。サミー・フェイン作曲による主題歌は映画音楽史上の名作と言われていて、第28回アカデミー賞歌曲賞受賞作品に輝いた。本曲はプッチーニの歌劇『蝶々夫人』のアリア「ある晴れた日に」を参考に作曲したとされていて、オ-ケストラの演奏やジャズプレ-ヤ-にも好んで取り上げられ、いつしかスタンド・ナンバ-となった。

あらすじは、第二次大戦終了後のイギリスの植民地の香港で、ヒロインのハン・スーインは勤務医をしている。夫は中国国民党の将校で国共内戦で戦死していた。
そこで、アメリカ人の特派員マーク・エリオットと知り合い、二人は恋に落ちる。しかしエリオットは別居中の妻がシンガポールにおり、離婚の話し合いのためシンガポールへ行くがうまくいかず、二人の関係は香港で噂となる。間もなく中国大陸の殆どの地域は国共内戦の末に中国共産党率いる中華人民共和国が支配するようになり、ハン・スーインは中国大陸へ戻るよう説得されるが、ほどなく朝鮮戦争が起こり、エリオットは派遣され、そこで戦死する。背景に香港の映像と主人公の映像が重なり、交差する曲が相まって尚一層情感を盛り上げてくれる素敵な曲です。

曲は下記のyoutubuを参照。

 https://www.youtube.com/watch?v=VP6sbDPB8cw