テイカカズラ

木や岩に這い上がる常緑のつる性植物で、初夏にプロペラ状の花を咲かせます。
名前の由来は式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられずに、テイカカズラとなり、彼女の墓にからみついたという伝説に基づく。

テイカカズラ（定家葛）　キョウチクトウ科テイカカズラ属　つる性　花は芳香があります。
撮影場所：万博公園自然文化園

ミヤマヨメナとシンジュギク

ミヤマヨメナ

山地の木陰に生える多年草で、ヨメナは秋に花を咲かせますが、本種は初夏に花を咲かせます。
ミヤマヨメナ（深山嫁菜）　キク科シオン属　草丈：１５～５５ｃｍ　花径：３～４ｃｍ
撮影場所：京都府立植物園
シンジュギク

ミヤマヨメナの変種で全体に小さく花弁も少ない。花はミヤマヨメナより少し遅く咲きます。
シンジュギク（春寿菊、真珠菊）　キク科シオン属　草丈：約１０ｃｍ　花径：約２ｃｍ
撮影場所：京都府立植物園

サイコクサバノオの花と種

サイコクサバノオの花がまだ咲いていた。周りには種が出来ていました。サバノオの由来は「鯖の尾」の事で種が鯖の尾に似ているからです。

サイコクサバノオ（西国鯖の尾）　キンポウゲ科シロカネソウ属　草丈：１０～２０ｃｍ　花径：約１ｃｍ
撮影場所：金剛山

仲間のアズマシロカネソウで日本海側の林内に生えます。
アズマシロカネソウ（東白銀草）　草丈：１０～２５ｃｍ　花径：約７ｍｍで全開しないと５ｍｍ足らずで小さい花です。
左下に種があります。
撮影場所：六甲高山植物園