昨日の続きですけど、オーストリアの一番ドイツ側、ザルツブルグはみなさんご存知だと思います。そうです!モーツァルトの生まれた街です。そのザルツブルグからバスで1時間くらい行ったところには大小さまざまな湖があり、リピーターの観光地として人気です。
その中でヴォルフガング湖は一番大きな湖ではなかったでしょうか?(違ったらごめんなさい)近くにはシャーフベルクという、サウンドオブミュージックで有名な山があり、そこも2両編成くらいの汽車で上まで登ることができます。
いままでヴォルフガング湖には4回行ってるので、ごちゃまぜの話しになっているかもしれませんが、ある夏のことです。友人と二人で避暑をかねてヴォルフガング湖に行きました。街の観光案内のおばあさんはとてもやさしく、安い宿を求めている私たちに親切に対応してくれました。なぜこんな事を書くかというと、夏の避暑地に宿の予約ナシで来る私たちが間違っていたのです。どこに電話をしても「満室」20分も待ったでしょうか、やっと1軒の宿がみつかりました。地図をもらって、汗だくになりながら20分、やっとの思いで見つけたとき、宿のおじさんは「君たちが来るのが遅かったから、今飛び込みできたこの人にお部屋渡したよ。」もう一回20分歩いて観光案内に戻る気力はありませんでした。そこで「このままでは次の宿を見つける気力さえない。そこの高級ペンションでジュースを飲もう。」二人はよたよたと高級ペンションのバルコニーにへたりこみ、悲愴な顔をしてジュースを飲み干したです。あまりの悲惨な雰囲気に(だって避暑地ですよ。私たちの顔は真っ暗でしたから。)ウェイトレスのお姉さんが「どうしたの?」と声をかけてくれました。声をかけないとこの日本人、湖に飛び込むのではないか?と思ったのでしょう。それとも声をかけてもらうようにじっと見つめていたのか?私たちは救いの手が登場とばかりに、宿がきまらなくて行くところがないと訴えました。「ちょっと待ってね。」とお姉さんは奥にひっこみ10分。「このホテルにどうぞ。値段はさっきのペンションの値段でいいわ。」なんと!嬉しい。これで荷物を置ける。シャワーを浴びれる。案内された部屋は、さっきまで誰かが使っていたような、うす暗い女中部屋でした。それでも野宿よりはいい。私たちはそこに泊めてもらうことにしました。次の日の朝、その高級ペンションで食べた朝ご飯は、いままでどこのごはんよりも美味しかったのが今でも記憶に残っています。クルミやレーズンなどがぎゅうぎゅうに入ったパンは手に持つとぼろっと崩れるくらい実がいっぱいなんです。あのパンまた食べたい!
他の話で終わってしまいました。ドレミの歌の山の話はまた明日・・・
その中でヴォルフガング湖は一番大きな湖ではなかったでしょうか?(違ったらごめんなさい)近くにはシャーフベルクという、サウンドオブミュージックで有名な山があり、そこも2両編成くらいの汽車で上まで登ることができます。
いままでヴォルフガング湖には4回行ってるので、ごちゃまぜの話しになっているかもしれませんが、ある夏のことです。友人と二人で避暑をかねてヴォルフガング湖に行きました。街の観光案内のおばあさんはとてもやさしく、安い宿を求めている私たちに親切に対応してくれました。なぜこんな事を書くかというと、夏の避暑地に宿の予約ナシで来る私たちが間違っていたのです。どこに電話をしても「満室」20分も待ったでしょうか、やっと1軒の宿がみつかりました。地図をもらって、汗だくになりながら20分、やっとの思いで見つけたとき、宿のおじさんは「君たちが来るのが遅かったから、今飛び込みできたこの人にお部屋渡したよ。」もう一回20分歩いて観光案内に戻る気力はありませんでした。そこで「このままでは次の宿を見つける気力さえない。そこの高級ペンションでジュースを飲もう。」二人はよたよたと高級ペンションのバルコニーにへたりこみ、悲愴な顔をしてジュースを飲み干したです。あまりの悲惨な雰囲気に(だって避暑地ですよ。私たちの顔は真っ暗でしたから。)ウェイトレスのお姉さんが「どうしたの?」と声をかけてくれました。声をかけないとこの日本人、湖に飛び込むのではないか?と思ったのでしょう。それとも声をかけてもらうようにじっと見つめていたのか?私たちは救いの手が登場とばかりに、宿がきまらなくて行くところがないと訴えました。「ちょっと待ってね。」とお姉さんは奥にひっこみ10分。「このホテルにどうぞ。値段はさっきのペンションの値段でいいわ。」なんと!嬉しい。これで荷物を置ける。シャワーを浴びれる。案内された部屋は、さっきまで誰かが使っていたような、うす暗い女中部屋でした。それでも野宿よりはいい。私たちはそこに泊めてもらうことにしました。次の日の朝、その高級ペンションで食べた朝ご飯は、いままでどこのごはんよりも美味しかったのが今でも記憶に残っています。クルミやレーズンなどがぎゅうぎゅうに入ったパンは手に持つとぼろっと崩れるくらい実がいっぱいなんです。あのパンまた食べたい!
他の話で終わってしまいました。ドレミの歌の山の話はまた明日・・・