縮んだ？と言われても・・・

今日ある男性から「はに～さん、縮んだ？服のせい？」と言われた。服のせいは余分だ！体重は変わらないんだけど、たぶん姿勢だとか、肉の付き方が変わってきたのかも・・・と、ちょっとうれしい。これもバレエのおかげ。


さて、今日は夕方、いろいろ事情もありまして、大阪のめっちゃ繁華街でとあるキャンペーンのうちわを配っておりました。今日だけ、それもその1時間だけ。
「顔さすからいややなぁ・・・」と思っていたのですが、しゃ～ない。はやく終わらせようと、「うちわどうぞ～。」「お疲れ様～。」って笑顔で、それも黄色のハッピ着てやってました。4人で800本のうちわを配るのですが、メンバー4人の中では、もちろん私が一番うまい。どんどんうちわはなくなっていく。この調子だと本当に1時間で終わるなぁと思ったその時、「どうぞ～」と配ったおじさん、どこかでみたことある。向こうもなんだか変な顔してる。ぎゃ～所属している音楽事務所の（春に淡路島営業に一緒に行った）おじさんだ！

なんで、この時間にこんなところうろうろしてるんですか！何も今ここを歩かなくても、この暑い地上を歩かなくとも、地下道を歩いてくれてりゃ～と思いましたね。しかたないので、事情を話し、宣伝までしてさよならしました。

予想的中。おみごとでした。

それにしても、おじさん、いったいどこへ営業にいってたんでしょうね～。
今度ゆっくり問い詰めたいと思います。

3人から手を差し出され？

今日はバレエの稽古「その５」になるのかな。7時から10時まで行っていました。主に、ふっふっふっ、王子とのからみ練習。（今日は足の指を捻挫したこともあって、四羽はしませんでした。）

途中、王子が私をお迎えにきてくれるシーンがあるのですが、「手はこういうふうに、はに～さん！王子より先に自分から手をだしちゃだめ！」なんていわれながらどういう風にしたらより美しく、そして王子はよりかっこよく見えるのかを、教えていただいていたのですが、その時、王子、先生、じゅんなさんの3人から同時に手を差し出されて、「お～っ、私ってこんなにもてるのか！」と錯覚しましたね。でも慣れないもので、おろおろしてしまい、その上、3本の手がキョンシーにも見えましたけど。

稽古は何をやっても大爆笑の渦でした。そう、私が生徒さんのオペラの稽古を見て笑いが止まらないのと一緒。一つ動くたびにみなさんでひっくり返って笑ってくださる。やってる本人全然わかってないので、どうしようもないんだけど。
もちろんつられて笑ってはいるが、たぶん違うツボで笑ってる。「ああ、同じものをよそから見たい！」

今日は王子に思いっきりエルボーを食らわしてしまったので、明日の朝、記憶喪失にでもなっていないか心配。「大丈夫です。」といいながら、王子もあちこちボキボキ言ってた。

さて帰りにじゅんなさんからのアドバイス。ああいうリフトの時は、「飛べないかも」と絶対に思ってはいけないそう。とにかく相手を信頼して、自分も信じて、「飛ぶ」「飛んでいる」と思うことだそうです。
そう、これも歌と同じ。実は私、3点CでもDでも高い音は全然怖くない。これはある時、高い音は出すのではなく、出るのだ！と思ってから、なにがあっても高い音はでるし、一度も失敗してない。そんな、音が出るとか出ないとかの問題でうろうろしたくない。その後に控えている音楽性で勝負したいじゃんって思ったのだ。
リフトや回転も同じで、飛んでいる自分だけを信じていないとできないのだ。と理解した。（頭では！）

もう一つは、歌っている時は、身体のすべてが、どんなふうに動いているかわかるし、後ろにいるピアニストの息遣いもわかるのだ。見えていないけど、ピアニストがそこで息を吸ったかどうか、身体がほんの少し動いたのかどうかわかる。すべて自分の意識下に（いや無意識なんだけど意識できていると言うべき？）ある。
じゅんなさん曰く、相手役がいると、前を向いていて直接その人を見ていなくても、首筋や背中で相手役をちゃんと意識して感じていないと、男性役から「こっちを思ってないやろ、だからタイミングあわないんだ。」と言われるとか。

ああ、何をやってもおんなじだ～。問題は歌でやっていることを、どうやって短期間のうちにバレエに置き換えることができて、身体がそれに反応してうごくようになるか・・・それって練習あるのみやん！