Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

梅田で堂々お稽古?

2006年08月27日 22時41分31秒 | Weblog
実はバレエには私だけでなく、私の生徒のえりちゃんも一緒に出ることになっているので、(約束の修士論文をとうとう出したというので許可しました)といっても彼女は最後の数回の練習で、コールド(オペラで言うと合唱みたいな感じ)で出演なんですが、それでもちゃんと貴婦人役してもらわないと困るので、今日はまだ稽古に参加できていないえりちゃんと打ち合わせをしました。

サイゼリアでごはん食べながら、話のすじや、だいたいの雰囲気を伝えて、歌の楽譜も見せて、貴婦人の場面は教えられないけど、最後のカーテンコールみたいなところのステップくらいなら教えられるから、そこだけでも覚えて!と二人で店を後にしました。最初はそのへんの路地でさっとやろうかと思っていましたが、レストランでちょっと足をやっただけで、えりちゃん、ダンス苦手なのが発覚。

「え~ゆれてるだけじゃないんですか~?」
そんなわけないやん。ゆれてるだけって言ってもいろいろあるんです。

で、しかたないので、長時間かかると思った私たちは、冷房の効いている目の前の大阪駅前第3ビルに向かい、1Fのエレベーター横の鏡をつかって、練習開始。

人は通らなかったのかって?そんなはずない。どんどんいろいろな人が通るけど、そんなのかまっていられないくらい、必死。

「はい、ワン、トゥー、スリー、フォー」「ここで足出して!」「蹴って!」と特訓。ヒップホップのダンサーが休日、公園で練習してるならまだしも、商業ビルのエレベーターの横で40過ぎたおばさんにステップ教えてもらってる20代もめずらしい。

なんとか覚えて帰ってくれたえりちゃん。しっかり家で練習してください。

バレエ関係の皆様、決していい気になって教えてたわけではありません。
あまりのえりちゃんの足運びに、緊急事態だと判断しただけで・・・。
コメント (3)
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