Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

国際電話の花が咲く

2007年06月04日 23時57分17秒 | Weblog
この前から、国際電話しまくってます。でも大丈夫。光電話はドイツもオーストリアも1分20円ちょっとだから。昔は1分300円くらいしましたので、それから比べれば痛くもかゆくもありません。その上、当時しどろもどろだった私も、今はス~ラス~ラしゃべれますので、話も早い。

今日はドレスデンのオペラ座に電話をして、サロメのチケットをゲット。しかしカルメンと魔笛は売り切れ。いざ、チケットの渡し方になったとき、「顧客番号はありますか?」「わかりません。」「今回初めてですか?」「いえ、3年前に一度チケットを買いました。」「名前は?」「H/ハインリッヒ、A/アントン」と電報のように自分の名前を言っていくと、なんと!「星田村のはに~さんね。」とドレスデンのチケット売り場のおばさんが言った。すごい!まだ残っているんだ!感動でした。

その後、ウィーンでは学校には入らないつもりだったのですが、とりあえず調べてみようと思い、小さなコンセルバトワールに電話。「すみません。40とうに過ぎてる日本人で、一回ウィーンの学校も卒業してるんですけど、ウィーン歌曲教えてくれる人いますかね?」と。ウィーン歌曲は、外人さんが日本に来て田植え歌や、民謡、演歌を習いたいと言っている様なもの。間違っても音楽大学では教えない。ウィーンでも大きな看板の音楽学校ではなかなかそれだけ勉強したいといっても無理なのです。どうしてもシューベルトとかブラームスとかしなきゃいけない。それがいやなので、電話した。

「問題ないで~す。」「試験いつですか?」「毎月やってま~す。」「先生いるんですよね?」「ちょっとお待ちください。」ここで電話が遠くなる。でもよ~く聞こえた。その内容は?「ねえねえ、日本人がウィーン歌曲だけ1年勉強したいと言ってるけど、だれが教えんの?」「ベルナーならいけるだろう。」「ええっ(笑)本当に?ベルナー?いけんの?ふっふっ」

おいおい大丈夫か?かなり心配だけど、とりあえず、「ウィーンにきたら事務所まで来て頂戴。」とのこと。2つ電話したけど、どっちも同じ対応だった。とりあえず、9月に行ってみよう。おもしろくなると思う。

コメント
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