中国の新型肺炎がトップニュースになっている今日この頃ですが、充分な注意が必要かなと思っています。
お医者に「先生新型肺炎が心配です。微熱出てます。」って言ったら、
「はに~さん、奈良はまだ来ないでしょう」って笑顔で言われましたが、その日の夜に、第一号がなんと奈良!
その後も、現在あちらこちらの県で、現在はまだ散発状態ですが発見されています。
これからこれがつながっていきます。
では私たちには何ができるのでしょう?
他国は入国禁止措置もしています。ルフトハンザもオーストリア航空も、スイスエアもブリティッシュも中国行きの飛行機止めました。日本は何もやっていません。いまだに空港の出口でビラ配っているだけです。
なので、自分で自分の身を守らないといけないのですが、
■まず、用事がないなら出かけない。用事があっても出かけない。
■最低でも1~2週間分の水と食料の確保。
■そして効果があるかどうかわからないけど、マスクとうがい。手で顔を触らないこと。
「マスクと手袋」です。つまり、飛沫感染ですので、口と鼻と目からウイルスが入らないようにすればいいのです。
マスクで口と鼻を防ぎ、手袋をすることで、本当に触りたい時に手にウイルスが付いていないこと。手袋はできれば洗うこと。コンタクトではなく、メガネをかけてください。知らない人と握手しないこと。知ってる人でもしないこと。マスクをしていない人とは少し離れて話をすること。帰宅したら手荒い、うがい。そして顔をお湯で洗ってください。すぐにです。帰宅したらすぐに化粧を落とすくらいのつもりで、お湯でバシャバシャやって、リスクを下げましょう。
これから2月~4月がピークかもしれません。くれぐれも気を付けていきましょう。
微熱・咳などの体調不良は、そしてもしかしたらと思ったら、まず保健所へ電話です!お医者へ行ってはいけません。
今一番心配しているのは、すでに海外において「中国人」に見える人が差別を受け始めていることです。
レストランの入店拒否や、地下鉄で隣の人に席を立たれたり、若い人達にからかわれたり、悪口を投げつけられたりしています。ヨーロッパの人からしたら、中国人、日本人、韓国人なんて区別がつきません。今以上に感染が広がれば、ヨーロッパ人にも感染者がたくさん出るので、特に中国人だけを排除するような行為は必要ないのですが、誰のせいでこうなったんだという「怒り」が、いつどのような形でぶつけられるかわからないのです。それがきっかけで今まで以上に外国人排除の運動につながったり、ストレスの溜まっている若者たちに絡まれたりします。これからヨーロッパへ行く身としては、ちょっと頭痛いです。昔オペラ座でチケットを買おうと並んでいたときに「外国人は出ていけ」と叫ばれたのを思い出します。
日本でもある程度までは広がると思いますが、少なくとも現状の中国よりは広がらないだろうと思うのは、①普段の生活中で蝙蝠を食べたりしない。②地面にタンを吐くとか、普段の生活が衛星的である。③マスクをする人が多い。など、リスク回避できるであろう要素はたくさんあります。
あとは「企業戦士」のみなさんだけです。だから、本当に来るぞって思ったら、各会社の偉い人は、目の前の売り上げよりも、1年後に優秀な社員さんを失っていないように、早めに出社停止の判断などをお願いしたいと思っています。