Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

新型肺炎続報

2020年01月31日 21時44分41秒 | Weblog

今日一日でいろいろな動きがありました。

まずは、国立感染症研究所がウイルスを分離してなんとか・・・とにかくこれでワクチンにむけて一歩進んだということなのでしょう。喜ばしいことですが、実際にそれが出来上がるのはまだ先。辛抱強く待ちましょう。

さて、その反面、奈良のホテルが3000人のキャンセル。

そして一番腹立たしいのが、イタリアのサンタチェチーリア音楽院が、すべての東洋人(日本人・中国人・韓国人など)のレッスンを中止決定。

これはいくら何でもひどい。こういうことがこれから1か月くらいの間にどんどん増えていくのでしょう。これが、一つ前の記事で私が書いた、ヨーロッパ人からしてみれば、アジア人の区別がつかないということなのです。

区別がつかないから、すべて排除するということ。とってもわかりやすいです。そして腹が立ちます。なんともやりきれない気持ちです。

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新型肺炎にはくれぐれも注意

2020年01月31日 17時08分26秒 | Weblog

中国の新型肺炎がトップニュースになっている今日この頃ですが、充分な注意が必要かなと思っています。

お医者に「先生新型肺炎が心配です。微熱出てます。」って言ったら、

「はに~さん、奈良はまだ来ないでしょう」って笑顔で言われましたが、その日の夜に、第一号がなんと奈良!

その後も、現在あちらこちらの県で、現在はまだ散発状態ですが発見されています。

これからこれがつながっていきます。

では私たちには何ができるのでしょう?

他国は入国禁止措置もしています。ルフトハンザもオーストリア航空も、スイスエアもブリティッシュも中国行きの飛行機止めました。日本は何もやっていません。いまだに空港の出口でビラ配っているだけです。

なので、自分で自分の身を守らないといけないのですが、

■まず、用事がないなら出かけない。用事があっても出かけない。

■最低でも1~2週間分の水と食料の確保。

■そして効果があるかどうかわからないけど、マスクとうがい。手で顔を触らないこと。

「マスクと手袋」です。つまり、飛沫感染ですので、口と鼻と目からウイルスが入らないようにすればいいのです。

マスクで口と鼻を防ぎ、手袋をすることで、本当に触りたい時に手にウイルスが付いていないこと。手袋はできれば洗うこと。コンタクトではなく、メガネをかけてください。知らない人と握手しないこと。知ってる人でもしないこと。マスクをしていない人とは少し離れて話をすること。帰宅したら手荒い、うがい。そして顔をお湯で洗ってください。すぐにです。帰宅したらすぐに化粧を落とすくらいのつもりで、お湯でバシャバシャやって、リスクを下げましょう。

これから2月~4月がピークかもしれません。くれぐれも気を付けていきましょう。

微熱・咳などの体調不良は、そしてもしかしたらと思ったら、まず保健所へ電話です!お医者へ行ってはいけません。

 

今一番心配しているのは、すでに海外において「中国人」に見える人が差別を受け始めていることです。

レストランの入店拒否や、地下鉄で隣の人に席を立たれたり、若い人達にからかわれたり、悪口を投げつけられたりしています。ヨーロッパの人からしたら、中国人、日本人、韓国人なんて区別がつきません。今以上に感染が広がれば、ヨーロッパ人にも感染者がたくさん出るので、特に中国人だけを排除するような行為は必要ないのですが、誰のせいでこうなったんだという「怒り」が、いつどのような形でぶつけられるかわからないのです。それがきっかけで今まで以上に外国人排除の運動につながったり、ストレスの溜まっている若者たちに絡まれたりします。これからヨーロッパへ行く身としては、ちょっと頭痛いです。昔オペラ座でチケットを買おうと並んでいたときに「外国人は出ていけ」と叫ばれたのを思い出します。

日本でもある程度までは広がると思いますが、少なくとも現状の中国よりは広がらないだろうと思うのは、①普段の生活中で蝙蝠を食べたりしない。②地面にタンを吐くとか、普段の生活が衛星的である。③マスクをする人が多い。など、リスク回避できるであろう要素はたくさんあります。

あとは「企業戦士」のみなさんだけです。だから、本当に来るぞって思ったら、各会社の偉い人は、目の前の売り上げよりも、1年後に優秀な社員さんを失っていないように、早めに出社停止の判断などをお願いしたいと思っています。

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